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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

タクシーのラジオからWけんじの漫才が聞こえてきたので

お笑い
昨日が仕事初めだったのですが、さっそく終電に間に合わずタクシーでの帰宅となりました。
今月は忙しいのでまだまだこんな日が続きそうです。


ラジオからWけんじ

風邪気味でぼんやりとしてたところ、タクシーでかかってたラジオからWけんじの漫才が流れてきました。
ツッコミの宮城けんじのダミ声が聞き取りづらくてあんまり内容がわからなかったのですが、なんとなく気になってYouTubeで検索して漫才を見てみました。


これが、失礼ですけども、結構面白い。
ボケとツッコミの役割はもちろんあるんですけども、緩やかに、もしくは軽やかにその境界を越えていく運びはまさに名人芸と言いたくなるものを感じます。
こういう作り込み過ぎない自然体の漫才って難しいんだろうなとは思います。
今の漫才師だと中川家くらいしかこの域に達しているコンビはいないんじゃないだろうか?


YouTubeで見たのは、全盛期を過ぎての演芸番組での漫才のようで、比較的テンポはゆっくりでしたが、wikipediaでプロフィールを見ると、アップテンポを売りにしたコンビであったとのこと。
最近の漫才がどれもテンポが早くて、矢継ぎ早にボケるのをよしとしてるから余計そう見えるのかもしれません。


オープンな漫才

Wけんじの漫才を見ていて思ったのは、非常にオープンだな、ということ。
観客を交えてネタを進めてます。
最近の漫才はだいたいボケとツッコミだけの閉じた関係の中でやり合っているように思います。
これは時代のせいなのか、それともぼくがテレビでしか漫才を見ていないからなのか、どちらなんだろう?
ライブではもっと観客に開かれた漫才を、今の漫才師もしているのかもしれない。


オープンな(観客に開かれた、観客に語りかけるような、という意味合いで用いてますが、正式な呼称があるかどうかはわかりません)漫才をする今の漫才師、というのをイメージした時、意外にもオードリーが最初に浮かんできました。
ツッコミの若林正恭が観客の方を向いて話しかけるようにして漫才が始まりますよね。
でもそう思ってYouTubeで少し漫才を見てみたら、中盤以降は割とボケの春日とじゃれ合うような形になっています。


ところでオードリーの漫才は面白い

それはそれとして、オードリーの漫才は面白いです。
若林が春日相手にツッコんだり、スカしたり、乗せたり、乗せられたり、一本調子にならずにいろんな手を使って春日と戯れる様が楽しいです。



という感じで特にどこにも着地しないまま終わります。

2015年に読んだ本いろいろ~2015年グッときた本ベスト3

映画 アート

12月に読んだ本をまとめようと思いましたが、12月はつまみ食いしたままの読み止し本ばかりで、まともに本を読んでいなかったので、2015年の読書を振り返ってみることにしてみました。

 

 

少ない読書量、バラバラな読書傾向

といって、振り返ってみても読書量が少ない。

量ではないとは思いますが、課題図書にしていたちくま日本文学全集やジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」は全然読めなかったし、全般的に小説にはほとんど手を伸ばせなかったです。

小説から得られる想像力って貴重だと考えているのですが、小説から離れるとそれが次第に薄まっていくように思えます。

そもそも小説を読む力が弱っています。

 

 

それに、あまりにもバラバラな読書傾向。

その時その時で興味があったものについての本を手に取っていて、でもサッと読んではそれ以上突っ込んでもいないので、去年一年間を通して「新たな知識を得たなあ」とか「深く知ることができたなあ」といった手応えのようなものをまったく感じることができませんでした。

浅いんですよね。このブログとリンクします。

 

 

2015年グッときた本

それでも2015年グッときた本を3冊選ぶとしたら以下のようになります。

ローベルト・ヴァルザー「ヴァルザーの小さな世界」(筑摩叢書)

 

ヴァルザーの小さな世界 (筑摩叢書)

ヴァルザーの小さな世界 (筑摩叢書)

 

 

椹木野依「アウトサイダー・アート入門」(幻冬舎新書

 

 

山崎まどか長谷川町蔵「ヤング・アダルトU.S.A.」(DU BOOKS)

 

ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)

ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)

 

 

といったところでしょうか。

ヴァルザーはカフカが愛読していたというので手に取ってみたのですが、こちらもカフカに通じるどこか世を拗ねたような風情にグッときます。

再読したい作家です。

アウトサイダー・アート入門」は力が沸いてきます。

これもまた読み直したい。

「ヤング・アダルトU.S.A.」は、お二人の前著「ハイスクールU.S.A.」に続く名著。アメリカ青春、学園映画好きには絶対はずせない。

 

 

次点というわけではないのですが、新井一「シナリオ作法入門」(映人舎)も面白かったです。

これは脚本を書こうとしている人には非常に実践的だし、「自分にも書けそうだぞ」「脚本書きたくなってきた」という気を起こさせる良書です。

 

シナリオ作法入門―発想・構成・描写の基礎トレーニング

シナリオ作法入門―発想・構成・描写の基礎トレーニング

 

 

 

2016年は前年から引き続き課題図書をなんとか読み、脚本を書くのに勉強となる戯曲など読みたいな、と考えています。

 

 

2015年の読書メーター
読んだ本の数:60冊
読んだページ数:12549ページ
ナイス数:110ナイス

BRUTUS(ブルータス) 2015年 12/15号 [雑誌]BRUTUS(ブルータス) 2015年 12/15号 [雑誌]感想
定番。色んな切り口があって楽しいし、気軽に読めるのもよい。
読了日:12月13日 著者:
1989年-現代史最大の転換点を検証する (平凡社新書)1989年-現代史最大の転換点を検証する (平凡社新書)
読了日:11月30日 著者:竹内修司
アルルの女 (岩波文庫)アルルの女 (岩波文庫)
読了日:11月23日 著者:ドーデー
孫子・戦略・クラウゼヴィッツ ―その活用の方程式 (日経ビジネス人文庫)孫子・戦略・クラウゼヴィッツ ―その活用の方程式 (日経ビジネス人文庫)
読了日:11月21日 著者:守屋淳
キネマ旬報 2015年11月下旬号 No.1703キネマ旬報 2015年11月下旬号 No.1703
読了日:11月20日 著者:
火の鳥(4) (手塚治虫漫画全集 (204))火の鳥(4) (手塚治虫漫画全集 (204))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
火の鳥(2) (手塚治虫漫画全集 (202))火の鳥(2) (手塚治虫漫画全集 (202))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
火の鳥(3) (手塚治虫漫画全集 (203))火の鳥(3) (手塚治虫漫画全集 (203))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
火の鳥(1) (手塚治虫漫画全集)火の鳥(1) (手塚治虫漫画全集)
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
異界への旅 (水木しげる作品集 (1))異界への旅 (水木しげる作品集 (1))感想
どれも面白かったけど、「縄文少年ヨギ」が一番好き。生と死が地続きの原始世界、魅力的。
読了日:11月1日 著者:水木しげる,呉智英
映画秘宝 2015年 12 月号 [雑誌]映画秘宝 2015年 12 月号 [雑誌]感想
悪魔のいけにえ」「ジョーズ」「グリーン・インフェルノ」と巻頭から飛ばしまくりで楽しかった。食人映画史なんてここ以外ではまずお目にかかれない。さすが。釜山、金沢の映画祭レポートや動画配信サービスのコンテンツ紹介なども読み応えあり。充実。
読了日:10月27日 著者:
1995年 (ちくま新書)1995年 (ちくま新書)
読了日:10月26日 著者:速水健朗
メモリーズ・オブ・アメリカン・ドリーム (とんぼの本)メモリーズ・オブ・アメリカン・ドリーム (とんぼの本)
読了日:10月16日 著者:
シナリオ作法入門―発想・構成・描写の基礎トレーニングシナリオ作法入門―発想・構成・描写の基礎トレーニング感想
ようやく読了。細かい技術や書き方の教本というより、もう少し大枠でテーマの見つけ方、人物の作り方などのコツを伝える。読んでると脚本書きたくなってくる。良書。品質管理の手法を用いる書き方もあり、というのが案外目から鱗。
読了日:10月11日 著者:新井一
60年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)60年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)
読了日:10月5日 著者:
Bepop 3/ソフトロック A to ZBepop 3/ソフトロック A to Z感想
久し振りにパラパラ読み返したけど、このジャンルの音楽同様キラキラしてるなあ。面白い。改訂版でももう15年以上も前の本だけど、ソフトロックガイドでこれを超える本はないんじゃないだろうか。
読了日:9月30日 著者:
川島雄三、サヨナラだけが人生だ川島雄三、サヨナラだけが人生だ感想
面白かった。川島雄三を師匠と慕い、共同で「貸間あり」の脚本を書いた藤本義一による回想記。小児麻痺という宿痾を抱えながら、時に幼稚、しかしその実真摯に監督人生を全うしている姿が浮かび上がる。人間嫌いな側面が見てとれる。優れた作品をつくる表現者というのは得てして人間嫌いなもんだよな、と改めて思った。
読了日:9月26日 著者:藤本義一
ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)感想
「ハイスクールU.S.A.」の続編的な本書。アメリカ学園映画を中心に00年代、10年代のアメリカのティーンカルチャーを総ざらい。この分野の資料的価値も高いけど、アメリカ文化ひいてはアメリカン・スピリットがイノセンスを大事にしているという結びに、なんだか感動を覚える。良書!
読了日:9月17日 著者:山崎まどか,長谷川町蔵
習慣の力 The Power of Habit習慣の力 The Power of Habit感想
面白かった。自己啓発本でもビシネス書でもなく、いかに習慣の力が、私たちが人生で行っている選択に影響しているかについてを明らかにする。習慣の仕組みについて知れば、自らの悪い習慣を変えることもできるかもしれない?
読了日:8月31日 著者:チャールズ・デュヒッグ
[新訳]大学・中庸[新訳]大学・中庸感想
中国の古典に初めて触れる。ただただ節度と謙虚が説かれているという印象。教養として学ぶのに手に取りやすい一冊。
読了日:8月20日 著者:守屋洋
シナリオ 2015年 08 月号 [雑誌]シナリオ 2015年 08 月号 [雑誌]感想
「日本のいちばん長い日」。後半、玉音盤を巡る和平派と継戦派の駆け引きはなかなかスリリングなんだけども、どうも歴史的事実とかいうのが重しになってるような気がする。これだけの登場人物を、映画ではどう処理(演出)したのか気になる。
読了日:8月20日 著者:
世界一わかりやすいランチェスター戦略の授業世界一わかりやすいランチェスター戦略の授業感想
なるほど、どこの企業もトップ(シェアトップ)を目指すのはこういうことなのか、というのがざっくりわかった。
読了日:8月16日 著者:福永雅文
パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)感想
独自の美学を持ったアーティストは、やはり変人であり、頑固でもある。
読了日:8月8日 著者:
ハリウッド白熱教室ハリウッド白熱教室感想
映画の観方がより一層深くなる。読みやすい講義形式で、易しく映画の教養を教えてくれる。なかなか楽しい。
読了日:8月2日 著者:ドリュー・キャスパー,NHK「ハリウッド白熱教室」制作班
シナリオ 2015年 07 月号 [雑誌]シナリオ 2015年 07 月号 [雑誌]
読了日:7月20日 著者:
なぜ独裁はなくならないのか―世界の動きと独裁者インタビューなぜ独裁はなくならないのか―世界の動きと独裁者インタビュー感想
中高生向きなので文章が読み易くスラスラ読める。著者が実際に取材した体験話と現代史とが程よくミックスされている。タイトルの答えになるようなことは書いていないけれども、国(民)の平和や繁栄を願って国のトップについた人間が、なぜ権力を持った途端に独裁者になるのか?政治とはどういうものなのか?そんなことを考えるきっかけになる。ジャーナリストの仕事がどういうものかが描かれてるのも面白い。
読了日:7月12日 著者:千野境子
たった1日で即戦力になるExcelの教科書たった1日で即戦力になるExcelの教科書感想
面白かった、というのかためになった。いかに効率的に仕事を進めるか、という観点でのExcel活用を解説しているので、どれも実践的。それでいてわかりやすい。本書を読んで、Excelのロジカルな面白さを発見できたのが収穫。
読了日:6月24日 著者:吉田拳
シナリオ 2015年 06 月号 [雑誌]シナリオ 2015年 06 月号 [雑誌]感想
「しとやかな獣」はすごいな!ここまでがめつくていやらしくてしたたかな人間ばかりが出てくる作品があったなんて!それでいてキュートさもある、とんでもないブラックコメディ。これはぜひ映画も観なくては!
読了日:6月21日 著者:
映画秘宝 2015年 07 月号 [雑誌]映画秘宝 2015年 07 月号 [雑誌]感想
80年代の近未来バイオレンス映画のジャケットやポスターがどれも素晴らしすぎて、それだけで楽しい
読了日:6月8日 著者:洋泉社
稲垣足穂 [ちくま日本文学016]稲垣足穂 [ちくま日本文学016]感想
孤高のユーモア食わず嫌いしてたけど、案外癖になる味わいがある通勤電車で断片的に読むにはちょっと入ってきづらいけど
読了日:6月8日 著者:稲垣足穂
別冊映画秘宝戦慄のスラッシャー映画伝説!!別冊映画秘宝戦慄のスラッシャー映画伝説!!感想
スラッシャーというジャンルはほんとに時代の徒花だったのだなあエクスプロイテーションの行き着いた果てのような
読了日:6月8日 著者:
<映画秘宝>激動の20年史 (洋泉社MOOK)<映画秘宝>激動の20年史 (洋泉社MOOK)感想
濃厚な20年がこの一冊に。ただ面白おかしく映画を紹介してるだけではない、地獄の編集や緊張のイベントの裏側がわかり、あらためて感慨も深まる。これからまた20年ちょいちょいお世話になるとしたら、その頃は還、、、(自粛
読了日:5月17日 著者:
芹沢銈介 文様図譜 (コロナ・ブックス)芹沢銈介 文様図譜 (コロナ・ブックス)
読了日:5月7日 著者:静岡市立芹沢〓介美術館
世界のヴィンテージ・ファブリック世界のヴィンテージ・ファブリック
読了日:5月7日 著者:
フランスの布〈2〉アンティークプリント1946‐1959フランスの布〈2〉アンティークプリント1946‐1959
読了日:5月2日 著者:
フランスの布―アンティークプリント1946‐1959フランスの布―アンティークプリント1946‐1959
読了日:5月2日 著者:
文庫 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか (草思社文庫)文庫 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか (草思社文庫)
読了日:5月1日 著者:ジャレドダイアモンド
世界の模様帖 -テキスタイルにみる伝承デザイン (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)世界の模様帖 -テキスタイルにみる伝承デザイン (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)
読了日:4月29日 著者:江馬進
すべての人に知っておいてほしい 配色の基本原則すべての人に知っておいてほしい 配色の基本原則
読了日:4月29日 著者:
アウトサイダー・アート入門 (幻冬舎新書)アウトサイダー・アート入門 (幻冬舎新書)
読了日:4月25日 著者:椹木野衣
シナリオ 2015年 05 月号 [雑誌]シナリオ 2015年 05 月号 [雑誌]
読了日:4月11日 著者:
砂の本 (集英社文庫)砂の本 (集英社文庫)
読了日:4月3日 著者:ホルヘ・ルイスボルヘス
シナリオ2015年4月号シナリオ2015年4月号感想
白坂依志夫脚本特集。脚本どころか映画自体も観たことないものばかり。モダンな感じで軽やか。実際に映像にするとちょっと気恥ずかしい感じになるんじゃないか、という気もするが。女性がしたたか。
読了日:3月26日 著者:
反逆ののろし (アクションコミックス)反逆ののろし (アクションコミックス)感想
勧められて読んだのだけど、もひとつセンスがピタリとはまんなかった。実験的な面白さはわかるんだけど…
読了日:3月24日 著者:榎本俊二
ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)感想
胸が潰れる。事件の表面だけ見ていたら、甘えの抜けない、責任感のかけらもない母親だと、彼女だけを責めて終わってしまう。しかし問題はもっと根が深い。丁寧な取材と易しい筆致で、その根の深さを本書は提示する。「(周囲の人は)自分をなかったことにしたい」のだと何度となく思ったと語る彼女の深い絶望。彼女はそれを微塵にも出さず「自らを盛る」ことで社会と折り合いをつけていた。助けの声を上げられないという病理に、ただただやり切れなさを覚える。
読了日:3月19日 著者:杉山春
柳田国男 (ちくま日本文学全集)柳田国男 (ちくま日本文学全集)感想
民俗学のビッグネーム、なかなか読むに躊躇われていたけども、実際読んでみると、世の常識とされるもの、正論的なものの束縛からもっと自由になろう、とでもいうメッセージが端々にあり、元気づけられる。子どものウソの想像力を大らかに受け止め笑うべし。なるほど。
読了日:3月14日 著者:柳田国男
マイクロポップの時代:夏への扉マイクロポップの時代:夏への扉感想
2007年に水戸美術館で開催された展覧会のカタログ。創作意欲、想像力を掻き立てられる非常に素晴らしい一冊。小さな作品を作り続けている、なかなか取り上げられにくいアーティストを「マイクロポップ」という概念でまとめあげた力作。展覧会観たかったな。
読了日:3月12日 著者:松井みどり
琳派を愉しむ―細見コレクションの名品を通して琳派を愉しむ―細見コレクションの名品を通して感想
神坂雪佳の作品見たさに。優れた観察眼とディテールの表現力、余白の使い方、淡いのにたっぷりとしたふくよかな色彩にグッと来る。俵屋宗達尾形光琳から神坂雪佳まで琳派の流れをザッと学べて目にも愉しい。
読了日:3月8日 著者:
殺人捜査のウラ側がズバリ!わかる本 (KAWADE夢文庫)殺人捜査のウラ側がズバリ!わかる本 (KAWADE夢文庫)
読了日:3月6日 著者:
スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのかスクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか感想
胸が詰まる。何より恐ろしいのは、行為そのものよりも、意識下に潜む「他人を支配したい」という欲望である。教師という職業は、比較的容易に(子どもに対する)権力を手に入れられるので、本人も無意識のうちに支配欲にとらわれていくのかもしれない。などと考えたり。
読了日:2月26日 著者:池谷孝司
心理学・入門 --心理学はこんなに面白い (有斐閣アルマ)心理学・入門 --心理学はこんなに面白い (有斐閣アルマ)
読了日:2月25日 著者:サトウタツヤ,渡邊芳之
シナリオ 2015年 03 月号 [雑誌]シナリオ 2015年 03 月号 [雑誌]感想
追悼高倉健菅原文太特集と銘打ちながら、その実今公開中の日本映画に魅力的なシナリオがないことが反映されてしまった、ということらしい。が、それはさておき、本号掲載の3本はどれも抜群に面白い。「トラック野郎 雪の下北・はぐれ鳥」は未映画化なのが本当に惜しい。「トラック野郎」シリーズ観たことないけど、全然問題なし。ベタがこうまでバシバシ決まると気持ちいい、という見本。これほどよく書けてても、映像化されないと全く人目に触れずに埋もれてしまうというのが悲しい。「人斬り与太 狂犬三兄弟」は人非人ぶりがすごい!
読了日:2月14日 著者:
性犯罪者の頭の中 (幻冬舎新書)性犯罪者の頭の中 (幻冬舎新書)感想
あとがきで著者も被害者を思うと躊躇われるというようなことを述べているように、加害者側、ましてや犯罪の中でも最も卑劣な部類に入る性犯罪の加害者を扱った非常にセンシティブな内容。新書らしい読みやすい文章で、かつ深刻さを失わずに、性犯罪の防止・抑制などの問題の難しさを伝えてくれる。
読了日:2月9日 著者:鈴木伸元
シナリオ 2015年 02月号 [雑誌]シナリオ 2015年 02月号 [雑誌]感想
新幹線大爆破」のシナリオに燃える!シナリオでこれだけのテンポ、熱が生み出せるものなのかと驚く!映画も観てみよう。
読了日:2月5日 著者:
ヴァン・ゴッホ (ちくま学芸文庫)ヴァン・ゴッホ (ちくま学芸文庫)
読了日:1月31日 著者:アントナンアルトー
授業・犀 (ベスト・オブ・イヨネスコ)授業・犀 (ベスト・オブ・イヨネスコ)感想
「授業」目当てに初イヨネスコ。でも「授業」よりも「禿げの女歌手」の無茶苦茶ぶりに軽い感動!「犀」はSFぽくもゾンビものぽくも読めるので、一番読みやすい。ベケットよりもややとっつきやすい感じ。
読了日:1月22日 著者:ウージェーヌイヨネスコ
映画秘宝 2015年 03 月号 [雑誌]映画秘宝 2015年 03 月号 [雑誌]感想
毎年恒例お祭り感覚でいろんなベスト10を楽しむ。ベスト1は、すでに表紙が語ってるけど、映画秘宝にうってつけの作品。これを選ばずして、という感じ。橋本愛がベスト10を語るインタビューがなかなかマニアックで驚き。
読了日:1月22日 著者:
映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 11)映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 11)感想
ホラー名作ガイド。ホラーの歴史やホラー映画の著名監督紹介コラムもあり。マニアックすぎず気楽に読めるところがいい。時代ごとにチョイスされてる作品を追っていくと、ホラー映画は段々と人のいやらしさ、業のようなものをストレートに描く流れにあるのかな、と。
読了日:1月18日 著者:
ヴァルザーの小さな世界 (筑摩叢書)ヴァルザーの小さな世界 (筑摩叢書)感想
沁みる。カフカが愛読していたというので初めて知り読んでみる。見開き1〜5ページくらいの短編というより詩に近い作品が42編。孤独の中で、厳しくまた優しく、美しいものへ献身する姿勢が滲み出てくる。それがまた簡易な言葉であるところが素晴らしい。訳者による「ローベルト・ヴァルザーの病院生活」を併載。あわせて読むとより楽しい。
読了日:1月10日 著者:ローベルトヴァルザー
カフカの生涯 (白水Uブックス)カフカの生涯 (白水Uブックス)感想
口どけのよいスルスルとした文章で、まるでフィクションのように語られる「カフカの生涯」。彼の人生は数奇な、苛烈なといったものとは違う。現代に生きていてもおかしくないような、関わりを断つことでようやく自立できる孤独な男である。彼の人生を知って、また作品を読み返すと味わい方が変わってくるだろう。面白かった。
読了日:1月5日 著者:池内紀

読書メーター

12月に観た映画あれこれ〜「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、ビリー・ワイルダー、サミュエル・フラー

映画

2015年12月に観た映画はやや少なめでした。

映画館では「グリーン・インフェルノ」と「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。

スター・ウォーズ」新作は、最近ジョージ・ルーカスの発言が物議を醸していましたが、ぼくのように「スター・ウォーズ」シリーズ初心者には、焼き直しくらいの方がすんなり楽しんで観られました。

G・ルーカス監督、ディズニーに謝罪 「奴隷商人」発言で - (1/2)



DVDでは引き続きビリー・ワイルダー作品と、彼が脚本に携わったエルンスト・ルビッチの作品など。

ニノチカ」が素晴らしいのはすでに映画史的事実のようですが、「青髭八人目の妻」のバカバカしさに惹かれます。

あと、誕生日に買ったサミュエル・フラーBOXの3本をようやく観ることができました。

「ストリート・オブ・ノー・リターン」は傑作!



12月の鑑賞メーター

観たビデオの数:11本
観た鑑賞時間:1116分

スター・ウォーズ/フォースの覚醒スター・ウォーズ/フォースの覚醒
3D4DXで子どもと鑑賞。実は「スター・ウォーズ」シリーズはまともに観たことないので、それほど待ち焦がれてもなかったけど、いやあ、純粋にSF娯楽作として楽しかった。4DXは初体験。これはこれでアトラクションとして楽しいけど、尻が痛いね。話の転がし方が巧みで次から次へと飽きさせない。新しいキャラの一人ひとりが魅力的。個人的にはキャスティングがどことなく文化系な顔ぶれなのが面白い。家族(血)のドラマが中心だけど、宇宙船やエイリアンの造形などスター・ウォーズの世界観を形成するディテールも見所多い。
鑑賞日:12月26日 監督:J・J・エイブラムス
グリーン・インフェルノグリーン・インフェルノ
ようやく鑑賞。蘇ったカニバル映画。楽しかった。予告で煽るほどゲテモノ映画ではなく、実に真摯な娯楽作品に仕上がっている。SNSや環境問題、若者の社会活動など今時のネタも存分にまぶし、スマートでソツがないという印象。もっと破綻しててもいいのにとすら思うけど、イーライ・ロスは良くも悪くも優等生という感じ。チ◯コサービスとかラストのくどいギャグなんかにむしろボンクラ魂が宿っている。勿論ゴア描写は見応えあり。でも全編ゴアのごり押しってわけでもないので、マニア以外でも十分楽しめると思う。続編は「地獄の黙示録」か?
鑑賞日:12月23日 監督:イーライ・ロス
ストリート・オブ・ノー・リターン [DVD]ストリート・オブ・ノー・リターン [DVD]
素晴らしい!画面から匂い立つなんともいえない香気。愛と裏切り、暴力、復讐、それらが生々しくあるのでなく、フィクションならではの色気に溢れているのがたまらない。ヤクザの情婦に手を出した人気歌手が、制裁として喉を切り裂かれホームレスにまで落ちぶれる。ヤクザへの復讐を果たし、愛した女を再び手にするまでを描いたフィルムノワール。主演のキース・キャラダインが、彼なしには本作が成立しないと思われるほどの存在感。痺れる。警察署長役のビル・デュークが恐ろしい。80年代のムードとザクザク荒削りの編集のリズムが心地いい。
鑑賞日:12月21日 監督:サミュエル・フラー
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素晴らしい!ビリー・ワイルダーとチャールズ・ブラケットのコンビによる脚本ということで観てみたけど、いやあ、勉強になるなあ。貴族から没収した宝石を売却しにパリを訪れたロシアの使節団は、資本主義の風に吹かれて贅沢三昧。そこへやり手の女上司ニノチカがやってくるのだが、彼女もまたパリの自由恋愛の風に吹かれてプレイボーイと恋に落ちる。共産主義を揶揄したロマンチックコメディ。ニノチカを演じたグレタ・ガルボがいかにも融通の利かないオールドミスな感じから、恋をして笑顔になるという変化がキュート。三馬鹿使節団もいい味。
鑑賞日:12月20日 監督:エルンスト・ルビッチ
アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日 DVDアレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日 DVD
ディズニーらしい人畜無害なファミリーコメディ。家族にとって重要な日が、不運続きの次男アレクサンダーの軽はずみな呪いによって、災難に見舞われてしまうという話。テンポはよいし、ギャグは普遍的だし、最後は家族の絆を再確認するという道徳的なオチで、いわばウェルメイドにまとまっている。たまにはこういうノーガードで観られる作品も悪くない。父親役のスティーブ・カレルが鉄板焼き屋で大はしゃぎするシーンが好き。
鑑賞日:12月19日 監督:
青髭八人目の妻 [DVD]青髭八人目の妻 [DVD]
ブコメというかギャグ映画。面白かった。ビリー・ワイルダーとチャールズ・ブラケットのコンビによる脚本。大富豪のプレイボーイと公爵令嬢との恋の駆け引き。バスタブやパジャマのズボン、ライスシャワーなど小道具を巧みに使ったギャグが冴えている。結婚前に離婚した時の慰謝料を保証してもらう下りの掛け合いは完全にコント。拘束衣を引きちぎってキスするラストはハッピーエンドというよりバカバカしさが勝る。おそらく映画としてはかなりとっちらかった脚本を、それなりにラブコメの体裁にまとめてるのは、やはりルビッチの力なのかな、と。
鑑賞日:12月10日 監督:エルンスト・ルビッチ
裸のキッス [DVD]裸のキッス [DVD]
面白かった。娼婦から足を洗い、新たな町で看護師としてまともな人生を歩み始めた女ケリーが、婚約者の裏の顔を知り、殺害してしまう。裏社会に生きてきたケリーは、ようやく日の当たる場所での生活を手に入れようとするも、そこは薄汚い嘘や暴力がはびこり、偏見に満ちているというシニカルな話。ザクザクと乱切り調の編集で、話がかなり省略されるので分かりづらいところも。でもそれもまた魅力。コントラストの強いモノクロ映像が鋭く胸を突く。時代を考えると、ペドフィリアを扱っているのはかなり過激と思われる。突き放した演出が好き。
鑑賞日:12月09日 監督:サミュエル・フラー
ショック集団 [DVD]ショック集団 [DVD]
精神病と偽って精神病院に潜入したジャーナリストが、病院内で起きた殺人事件の真相に迫るサスペンス。けど犯人を突き止めるサスペンスはそれほど盛り上げず、むしろカリカチュアされた患者らとほんとは正常なはずのジャーナリストとの対比を通じて、正常と異常の境界の曖昧さを表現する。殺人事件の目撃者である患者が時折正気に返ってジャーナリストの質問を受けることもあれば、ジャーナリストは恋人を実の妹だと思い違いし、狂気の片鱗をのぞかせる。モノクロ映画に突如挿入されるカラーのドキュメンタリー調の映像が、観客をも狂気に誘うよう。
鑑賞日:12月08日 監督:サミュエル・フラー
第十七捕虜収容所 [DVD]第十七捕虜収容所 [DVD]
ビリー・ワイルダーが男臭い戦争もの?だけども、これまた面白い。タイトル通り戦場ではなく収容所が舞台。脱走失敗にもめげずに捕虜生活に耐えながらチャンスを待つアメリカ兵たちの日々を描くユーモアとサスペンスを織り交ぜた戦争ドラマ。限定された舞台ながらキャラを個性豊かに描き分け飽きさせない。中でもアニマルとハリーの凸凹コンビがコミカルな立ち回りで、作品に膨らみをもたせている。前半はスパイは誰だ?といったフーダニットのサスペンスで惹きつけ、後半は疑われた男の名誉挽回とドイツ軍の鼻を明かす作戦のドラマで魅せる。
鑑賞日:12月04日 監督:ビリー・ワイルダー
セコンド アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身 [DVD]セコンド アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身 [DVD]
不気味というより気持ち悪い作品(よい意味で)。世間的には成功者と言える主人公がミドルクライシスに陥り、整形手術を施され第二の人生を歩み出すも、思い描いていた人生とは異なりさらなる変身を望むが…という話。「ソイレント・グリーン」を思わせる暗いタッチの社会派SF。ソール・バスデザインのクローズアップされた歪んだ顔のタイトルからして気持ち悪い。本編も中年男の困惑、焦燥をやたらアップを多用して描く。整形手術を待つ人たちが、部屋で無為にトランプなどしているシーンが絶望的な感じで好き。
鑑賞日:12月03日 監督:ジョン・フランケンハイマー
深夜の告白 [DVD] FRT-118深夜の告白 [DVD] FRT-118
面白かった。ほんとにビリー・ワイルダーにハズレなし。悪女の誘いに乗って保険金殺人の片棒を担ぐことになった保険セールスマンの転落を描く。脚本にレイモンド・チャンドラーが参加してるからなのか、ハードボイルド調の一人称語り口で進行する。これが小説っぽい言辞を弄していて時々げんなりしてしまう。男女の会話もキザすぎてやや寒い。倒叙ミステリーの体をとっているので、犯人探しよりもいかにして完全計画は破綻していったのかというのを楽しむ作品。悪女の魔性ぶりよりも、犯罪を見抜く主人公の同僚がいい味。
鑑賞日:12月02日 監督:ビリー・ワイルダー

鑑賞メーター

年末年始はこんな風に過ごしました日記

日常 映画

トピック「年末年始の風景」について

 

明けましておめでとうございます。

年末年始は12/31~1/4までが休みでした。本日が仕事初め。2016年のブログも本日より始めることにします。

ここ数年は年末年始の過ごし方はたいして変わらないのですが、日記形式で以下綴りたいと思います。

 

 

12/31(木)~大掃除など

9時頃起床。

前日は仕事納め。終電に間に合わずタクシーで帰宅。

奥さんは仕事。

午前、窓ガラス掃除。大掃除らしいことをして大晦日にして年末感を味わう。

 

午後、近所のスーパーへ食材の買い出し。

うちの子の誕生日なので食べたいもののリクエストを訊くと、「刺身」とのこと。ケーキはいらないというので、刺身を多めに買う。

すでに冷凍のカニを買ってあったので、夕飯はカニすきにするためスープの素や白菜、長ネギなど野菜、正月のお雑煮用の具材などを買う。

 

帰宅後、洗車、そして大掃除の続き。といっても室内を掃除機かけるくらい。

奥さんが夕方帰宅。

徒歩数分の実家へ行き、父親らと大晦日の会食。紅白歌合戦を見ながら。毎年恒例。

星野源椎名林檎は面白かった。

子どもの誕生日プレゼントをAmazonで注文。レゴ、クリエイターシリーズ「パリジャンレストラン」。

 

LEGO 10243 Creator Parisian Restaurant レゴ クリエイター

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誕生日の予算オーバーなのだが、うちの子がこれまでに貯めてきた自分の小遣いも出すというので。

年越しそばを食べて、22時過ぎ帰宅。

0時前に就寝。

 

 

1/1(金)~新年会など

8時半頃起床。

初夢は、両手いっぱいのヘアワックスを髪に塗りたくってベッタベタになる夢と、駅の構内で「タスケテー」という女性の悲鳴が聞こえ、叫んだらしい女性が駅のホームから階段をぴょんぴょんと二歩くらいで降りてくる夢。

富士山も、鷹も、なすびもなし。

 

午前、午後にお義母さんや義弟らがやってくることになっていたので、飲み物などの買い出しや大晦日の大掃除でできなかったトイレ掃除など。

人を招くと普段やらないとこの掃除などができて案外いいもんだな、と。

 

午後、たけのこと豚バラの煮物を作る。出してなかった方へ年賀状を書いて投函。

夕方、お義母さんらが到着。父親も加わって新年会。

寿司や煮しめ、栗きんとん、かまぼこなど。

父親は一足先に帰る。

飲んだり食べたりテレビ見たりうとうとしたりで21時頃お開き。

 

 

1/2(土)~書初め、初映画鑑賞など

9時過ぎだったかに起床。

奥さんは仕事。

午前、子どもの冬休みの宿題である書初めに便乗して自分も書初め。

毎年、その年一年の目標というか心構えみたいなものを書いている。今年は「憧れ力」と。

ちょっと気恥ずかしいけれど、あえてストレートに。

憧れる、好きという気持ちを力に変えて実現、実行に移すくらいの意味合いで。

子どもが好きなものにのめりこむ姿に見習うところも大きい。

今年やりたいことなど一年の計を考えたり。

 

https://www.instagram.com/p/BABVYuXKGu6/

今年の#書き初め #一年の計 #憧れ力

 

午後、2016年最初の映画鑑賞(DVD鑑賞)。ジョン・ファヴローの「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を再鑑賞。

映画館では見逃したので2015年のベストにはいれなかったけれども、これはベスト級の作品。五感に楽しい。

 

 


映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 予告編 2015年2月28日(土)公開

 

うちの子は昨夜届いた誕生日プレゼントのレゴ「パリジャンレストラン」を黙々と作る。完成までの制作時間は5時間。

https://www.instagram.com/p/BAB2yG6qGl2/

うちの子の#誕生日プレゼント #レゴ #lego #パリジャンレストラン 組立中

 

夕飯、元日には作れなかったお雑煮を作る。

醤油ベースでもちの他に、人参、ほうれん草、鶏肉、三つ葉、ゆずと具材はシンプルに。なかなかうまかった。

 

https://www.instagram.com/p/BACHyRJKGiR/

なかなかうまくできたと思う#関東風お雑煮 #夕食

 

夜、うちの子のお勧め作品ということで「アース・トゥ・エコー」を鑑賞。「E.T.」「スーパー8」直系のジュブナイルSF。まあまあ面白かった。

 

EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー [DVD]

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1/3(日)~初詣など

9時頃起床。

奥さんは仕事。

昼前に近所の神社(御滝不動尊)へ初詣へ行く。駐車場へ入るまでに20~30分待つ。

それほど大きくない神社だけども、やはりそれなりの人出。

お参りして、破魔矢買って、おみくじ引く。

おみくじは小吉。

 

https://www.instagram.com/p/BAEATsGqGpG/

#初詣 に行ってきた #おみくじ 引いたら #小吉 「前に谷があって宝を取りに行くことができないが、時節至ればよい渡しに会って谷を越えられる」と

 

TSUTAYAで初レンタル。といってもうちの子だけ。「ワイルド・スピード EURO MISSION」と「ダイ・ハード4.0」。

帰宅、遅い昼飯、うどんを食べる。

午後、子どもと借りてきた「ワイルド・スピード EURO MISSION」を鑑賞。

途中うとうとしてしまう。このシリーズはちゃんと観たことがないので、多分いろいろと前作までの流れをうまく組み込んでるんだろうな、とは思うが、そこの面白さがよくわからない。でもアクションはバカみたいに楽しい。

 

ワイルド・スピード EURO MISSION [DVD]

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夕飯、カレー作る。

カニとか刺身とか胃もくたびれるので、ここらでカレーがちょうどいい。

夜、せっかくなので「ワイルド・スピード SKY MISSION」も鑑賞。

話があんまりバカバカしすぎるんだけども、アクションだけはやっぱりバカみたいに楽しい。でも2作続けて観ると頭の中が筋肉になってしまいそう。

 

ワイルド・スピード SKY MISSION ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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と、まあ、凡庸な年末年始を過ごしました。

ちなみにほとんどテレビは観ませんでしたが、2日3日は「箱根駅伝」を流していました。これが一番正月っぽい。

2015年の締めくくりに私的10大ニュースをまとめてみました

日常 食べ物 映画
さて、2015年もいよいよ最後となりまして、備忘録的に今年の私的10大ニュースというのを記しておこうかと思います。
順不同です。


日経新聞を読み始める

何をいまさら、新社会人でもあるまいし、という感じなのですが。
数年前に新聞をとるのを止め(朝日新聞)、ニュースアプリで事足りるかと思ったのですが、なんとなく面白くない。
新聞の面積が好きなんですよね。
開いて見渡す感じ。
それならどこの新聞でもよかったのですが、経済や経営から社会の動きが見えてくるところに面白さがありました。新社会人の気分で。
購読はせず、買ったり買わなかったり、読んだり読まなかったり、そんな感じで付き合ってます。


情報セキュリティ管理士試験に合格する

5月に一度受験して落ち、二度目を8月に受けて合格しました。
今この資格が役立ってるとは言えませんが、試験勉強という何か目標を持って勉強するという体験が久し振りで、妙に楽しかったです。


ブログ更新頻度上がる

今年半ば過ぎまではたいしてブログを更新してなかったのですが、9月に入ってから突然更新頻度が上がりました。
何を書いてもいいんじゃないか、と急に気楽になったからです。
たくさん書けば文章も少しは上達するかと思いましたが、どうもダメですね。
ちなみに今年、うちの子のレゴ作品「マッドマックスFR」に出てくるドゥーフワゴンを紹介したエントリが、一時すごい拡散されて驚きました。


読書量落ちる

特に小説を全然読んでない。
積ん読がいつまでも積ん読のまま。
ブログや映画に時間を取られてるのもあるんですが、来年はもっと読みたい。


名作映画がやっぱり面白い

いろいろ映画を観る方ではありますが、案外名作と呼ばれるものを観ていなかったりします。
そこで監督を入り口として観るべき作品をリストにして少しずつ観ていくことにしました。
どれも面白いです。
中でもビリー・ワイルダーが素晴らしい!
今年後半はビリー・ワイルダーにやられっぱなしでした。


新人シナリオコンクール落選

昨年の秋に応募し、今年の初めに結果が出たのですが、一次も通らず。
今年も応募するつもりで用意してたのですが、途中でうまくいかなくなり、再度練り直しに入ったところでストップしてしまいました。
「書かねば」という気ばかりが先行しています。


協同制作

脚本は落ちてしまったのですが、それを元に別の創作を大学時代のサークルの後輩と進めています。
それとは別に弟を巻き込んでアニメーション制作にも手を出したり。
まだ形にはなっていないのですが、人と協同して作るというのをあまりしたことがなかったので新鮮で楽しいです。
話し合いの中で、自分の意見やアイデアが決してベストではないと気づく、また、別の新しい発見があるというのが面白い。
自分の能力なんて大したことないな、という気づきもありました。
来年はこれらの活動が実を結ぶとよいな、と。


つけ麺にややハマる

昨年三田製麺所でつけ麺のおいしさに目覚めてから、今年に入って機会があればなるべくつけ麺を食べるようにしてきました。
いまだに三田製麺所がぼくの中でのつけ麺の基準になっているのですが、他にもこれはおいしいと思った店があります。
新宿三丁目百日紅」と湯島「睡蓮」です。
つけ麺は「つける」という行為がなんか好きですね。


うちの子の映画熱高まる

蛙の子は蛙とはいったものです。
今年になってから特にうちの子の映画好きが高じてきました。
毎週末TSUTAYAへ行ってDVDをレンタルするようになりました。
今年うちの子の映画館での鑑賞は実に11本。
僕が小学生の頃は年に2本くらい観たらいい方だったと思います。
映画.comで暇を明かして新作情報など読み込んでいるので、最近はうちの子から「グリーン・インフェルノのR18版予告すごいよ」とか「ヘイトフル・エイトの日本版予告出たよ」とか「お!バカンス家族にマイケル・ペーニャ出てるよ」とかいろいろ教えてもらってます。


肉体の中年化進む

まあ、40越えてますので仕方ないこととは思います。
今年秋に健康診断を受けたら体重が前年から3キロ増えていました。
毎年ほとんど変わらず60キロに乗るか乗らないかという感じだったのですが、どおりでベルトの穴がひとつ隣に移ったわけです。
あと頭髪も地肌が見えてくるようになりました。
昔から髪の毛の量が多くて、「ハゲそうもない」とよく言われてたのですが、年を経れば髪にも影響が出るもんだなあ、と。


2015年総括

というほどのことはありません。
社会の動きとは全くリンクしない私的10大ニュース。
他にも家のリビングにしっかりしたソファを買った(そして2日後にコーヒーこぼした)とか、カップラーメントムヤムクン味がおいしいとかもあるのですが、まあ、平々凡々たるものです。

それでは良いお年を!

サミュエル・フラーDVD-BOXを観ました!

映画 アメリカ

 今年の誕生日に購入したサミュエル・フラーDVD-BOXをようやく鑑賞しました。

BOXの内容は「ショック集団」「裸のキッス」「ストリート・オブ・ノー・リターン」の3本。

どれもサミュエル・フラーを代表する作品であり、カルト映画としても名高い作品です。

サミュエル・フラー DVD-BOX

サミュエル・フラー DVD-BOX



ショック集団」「裸のキッス」

ショック集団」と「裸のキッス」は前者では精神病者、後者では幼児性愛者というどちらもかなりきわどい題材を扱いながら、アメリカの抱える病理を抉り出すという点において似通っています。 
ミイラ取りがミイラになる、または元の木阿弥といった晴れ晴れとしないオチなのも同じです。


社会派色が濃厚ではあるのですが、エンタメを指向するドラマ作りがなされているので決して難解さはありません。
ショック集団」では野心溢れるジャーナリストがある殺人事件の真相を調べるために、精神病者のフリをして精神病院に潜入取材します。
目撃者の証言を集め真犯人に迫るというサスペンスフルなドラマです。
「裸のキッス」は、娼婦であった女性が真っ当な生活をするために、新たな街で保育士として働き始め幸せを掴もうとするドラマです。


ウェルメイドな脚本です。
しかし、主人公はいずれも目的を達成することができない。
苦い結末。
ぼくはこういう外し方は好みです。


コントラストの強いモノクロの映像が印象的です。
それと最も特徴的なのは編集。
大胆なカットで次のシーンへ移り、どこかギクシャクした感じがあるのですが、不思議とそれが特有のリズム感を生んでいます。


「ストリート・オブ・ノー・リターン」

このBOXの3本の中では「ストリート・オブ・ノー・リターン」が一番面白かったですね。
サミュエル・フラーが不遇の時代を経て、1989年に撮ったフィルムノワール
人気歌手がヤクザの情婦に手をつけて喉を切られ復讐するという話。
エロス、バイオレンスが艶かしく描かれていてうっとりとしてしまいます。
80年代らしい表層的なかっこよさ(ダサさ)と、アンニュイさはレフンの「ドライブ」あたりにも通じます。
主人公を演じるキース・キャラダインがはまり役で彼なしでは到底成立しえない作品とすら思えます。

 

2015年映画館で観た映画のベスト10を選んでみました

映画
年末になると今年観た映画のベストを作りたくなるのですけど、不思議と今年はつい2、3日前まではあまりそういう気分になりませんでした。
それでも今年何を映画館で観たのか振り返ってみたら、「映画好きでよく映画観ます」という人と比べたら決して多い方ではありませんが、まあ、思ってたより観てたので(34本)、せっかくだから10本選んでみようかな、と。


「セッション」「神々の黄昏」「シェフ」「マジック・イン・ムーンライト」「ナイトクローラー」「ホワイト・ゴッド」など観ようと思っていながら観に行けなかったものはいくらでもありますが、まあ、2015年の映画鑑賞記録の総括として掲載させていただきます。


10位 薄氷の殺人

1月に鑑賞。正直ディテールどころか話も忘れかけてるのですが、突発的な暴力と寒々しくも美しい映像、グイ・ルンメイの魅力で引っかかってる作品。
また観たい。

9位 メイン州ベルファスト

これは旧作ですが、2月にユーロスペースで開催されたフレデリック・ワイズマン映画祭で観たので。
4時間もの大作。当然途中で寝てます。
それでもぼくは好きです。
ワイズマンがこれまで見つめてきたモチーフがすべて入っているとも言えます。
苦行ですが数年に一回観たいです。


8位 暗殺の森

これも旧作のリバイバル。ベルトルッチ監督。初見です。
もっとスノッブな感じかと思ってたのですが、若々しい感性に溢れていてニヤニヤしながら観ました。
面白かったです。

暗殺の森 Blu-ray

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7位 海街diary

広瀬すずという稀有な女優の誕生を目撃できた、という一点に尽きます。
夏に極楽寺にも行きましたしね。

6位 フレンチアルプスで起きたこと

まったくノーマークだったのですが、Twitterだったかで感想か何かを読んで「これは好きそうなやつかも」と観に行ったら当たりました。
家族を置き去りにしてひとり雪崩から逃げようとしたお父さんの気まずいバカンス。
ラストのバスのくだりもすっごい好み。

フレンチアルプスで起きたこと [DVD]

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5位 幕が上がる

平田オリザの戯曲を、「桐島」の喜安浩平が脚本にし、ももクロが主演した作品。
さわやかで気持ちよかったです。

幕が上がる [Blu-ray]

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4位 スター・ウォーズ/フォースの覚醒

初めてちゃんと観た「スター・ウォーズ」でしたが、素直に面白かったです。
脚本、キャスト、美術、VFXなど全てにおいて見所がある。
エンタメの極み。


3位 バクマン。

これもさわやかで、かつ漫画家を目指す話なのにアクション映画のような演出もあり楽しかったです。
しばらくサカナクションの「新宝島」を聴きまくってました。



2位 マッドマックス 怒りのデス・ロード

ミニマムな構成で徹底的にアクションにこだわった骨太なエンタメ。
潔さに痺れました。
「What a lovely day!」は今年一番の名セリフ。
ニコラス・ホルトは、ジョン・ボイエガを抑えて2015年漢気大賞だと思います。

1位 キングスマン

今年観た中で一番バカバカしかった。
モンティ・パイソンの国イギリスらしいキツい冗談が効いてて素晴らしい。
「威風堂々」をあんな風に使うなんて!

という感じの一年でした。
案外スムーズに10本選べましたね。