船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

FREEDOMMUNE ZEROを観た

7/13(土)FREEDOMMUNE ZERO@幕張メッセ。
友人(dubstronica)から「出演する」と聞き、会場へは足を運べなかったものの、というのもライブの場はどうも気が引けがちで、いや当日は別の用事もあったが、とはいえ決してスケジュール的に無理だったわけでもないが、まあ、とにかくストリーミング配信で観ることに。

ボアドラムとにせんねんもんだいを少し観た後、友人のプレイも、ほかに観たいアーティストも大体1時以降のプログラムだったんで、しばし仮眠。
ところでボアドラムは生で観るべき、体験するべきだったな、と。このスケールはノートPCのモニターでは迫力不足。
EYEを中心に魔法陣のように組まれた23台(だったっけ?)のドラムが、何者かを召喚でもするかのよう。ビジュアルからしてトランス。

はじめに失態を告白すると、友人のプレイを見逃してしまったのだった。
きちんと1時からの開始に間に合うように目覚ましをかけ、起きたにもかかわらず、もたもたとPC起ち上げたり、コーヒーいれたり、ソファにクッション置いて座る位置を整えたりしてる間に終わってしまったのだろうか?
友人がプレイしたGORGE.INのプログラムの、他の二人のDJプレイは観たのに。申し訳ない…
GORGEはその友人経由で最近知ったジャンルだけども、ミニマル、ソリッドでかつ狂っててなかなか面白い。
私はクラブカルチャーにはあまり興味が向かないので、ということが関係あるかどうかわからないが、踊れるDJプレイというのはピンとこない。
GORGEは踊れないとこがよい。いや、踊る人もいるんだろうが…

1時からのGORGE.INからがあとシームレスで面白いプログラムが続く。
初音階段、これも初鑑賞。カラオケ?ボカロ?ノイズ?いや、全部ひっくるめてアート、と呼べる次元のパフォーマンス。このごった煮感、祭感が、正統な日本のアートに見える。荒井由美の「卒業写真」のカバーよかったな。

灰野敬二はギターではなかったけども、ノイズシャーマン張りのプレイ。
これも、まあ、生で体感しないとなんとも言えない。
今回のDOMMUNEのイベントでの募金は、ステッカーか、不失者(灰野敬二)の昨年のFREEDOMMUNEでのライブ音源か、どちらかをダウンロードする形であったが、後者を選択。

灰野敬二のライブは一度だけ数年前に生で観たことがあるのだけども、まさに音の壁に四方を取り囲まれるような、身じろぎのできない轟音ノイズで、圧倒というかただ呆然となった。これ以上聴いてられないとすら思った。
ダウンロードした音源をiPhoneからイヤフォンで聴いても、さすがにそこまでの体験はできない。

灰野敬二のあとにEP-4unit3+伊東篤宏。これがまた切れ味のいいノイズパフォーマンス。伊東篤宏の蛍光灯ノイズ楽器、オプトロンの演奏パフォーマンスがかっこいい。

そろそろ力尽きて眠ってしまうかと思ったが、初見のOPEN REEL ENSEMBLE、そして大トリ、明け方の冨田勲までウトウトしながらも観てしまう。
冨田勲の荘厳なるシンセサイザーミュージックで迎える夜明け、だなんてこう打ってるだけでも、なんだか詩的な響きがしてはこないだろうか?
実際、夢うつつにウトウト聴いてた方が心地よかったりした。

しかし、ノイズ比重が高いように感じたのは、単に自分がそうしたものばかりを好んで観たからだろうか?