船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

9月に観た映画あれこれ~日本、英国、米国青春映画三昧

9月の鑑賞メーター
観たビデオの数:18本
観た鑑賞時間:1816分

小悪魔はなぜモテる?! [DVD]小悪魔はなぜモテる?! [DVD]
鑑賞日:09月29日 監督:ウィル・グラック
グミ・チョコレート・パイン通常版 [DVD]グミ・チョコレート・パイン通常版 [DVD]
鑑賞日:09月28日 監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
アイデン & ティティ [DVD]アイデン & ティティ [DVD]
鑑賞日:09月26日 監督:田口トモロヲ
SOUL TRAINSOUL TRAIN
鑑賞日:09月25日 監督:三浦大輔
ルビー・スパークス [DVD]ルビー・スパークス [DVD]
う〜ん、これはイマイチのれない…若くして成功した小説家が次作の執筆が進まず、苦し紛れに夢に出てきた女を書いたら、現実に現れて恋に落ちる、というラブストーリー。ヒロインのルビーを演じるゾーイ・カザン(エリア・カザンの孫!)自身の脚本。「リトル・ミス・サンシャイン」もそうだったけど、ちょっとばかし心が弱かったり、他人と違かったりしても、周囲が温かい人ばかりでほっこりさせる、というのは監督のカラーなんだろう。ルビーに真相をバラすシーンがスティーブン・キングの小説の映画化みたいなスリラーぽくて、そこがよかった。
鑑賞日:09月23日 監督:ジョナサン・デイトン
天才マックスの世界 [DVD]天才マックスの世界 [DVD]
再鑑賞。私立ラシュモア高校の問題児マックスが赴任してきた美しい女教師に恋をしたり、様々な課外活動に打ち込んだり、といった青春もの。希代のビジュアリスト、ウェス・アンダーソンのセンスが構図、美術、衣装の端々にうかがえる。これ以後の作品に比べると、まだどことなくウェットなとこ、未成熟なアンダーソンスタイルとでもいうものが感じられる。けども、そこが逆に好き。熱くならず、といって突き放し過ぎもしない距離感が心地よい。それにしてもアンダーソンは海好きなんだな。
鑑賞日:09月22日 監督:ウェス・アンダーソン
ウルヴァリン:X-MEN ZERO [DVD]ウルヴァリン:X-MEN ZERO [DVD]
ミュータントの能力が楽しい。復讐と裏切りの物語というより、仲間か敵かってのを無理矢理サスペンスに仕立ててるような話。気楽に観れてアクションも楽しいけど、根本的なとこでウルヴァリンがカッコいいと全然思わない。
鑑賞日:09月21日 監督:ギャヴィン・フッド
Submarine [DVD]Submarine [DVD]
2010年の作品がなぜかこのタイミングでDVD化。男子高校生がちょっと偏屈な彼女と両親の離婚問題に悩む青春もの。イギリスらしいシニカルでドライな雰囲気とヌーベルバーグへのオマージュ(?)で彩られている。センスよくまとまってるけど、もひとつ"今"を感じさせる何かが欲しかった。彼女は最後までどうも可愛く見えなかったけど、赤いコートが良かった。
鑑賞日:09月21日 監督:
バス男 [DVD]バス男 [DVD]
鑑賞日:09月19日 監督:ジャレッド・ヘス
プロジェクトX [DVD]プロジェクトX [DVD]
一言で言ってしまえば、ティーンがバースデーパーティで馬鹿騒ぎ、ってだけの作品なのだが、パーティの臨場感が凄い!ヘッドフォンして爆音で観たら、もっとブッとべてたかも…中盤過ぎくらいまでは正直、面白いけどこれなら「スーパーバッド」の方が好きかな、というくらいだったが、ドラッグディーラーが火炎放射器持って乱入してきてからの大暴動が無茶苦茶で引き込まれる。ラスト、何も青春映画っぽいオチつけることもなかったのに、それならいっそ最後まで「伝説の夜」で通してほしかった…
鑑賞日:09月17日 監督:トッド・フィリップス
地獄の英雄 [DVD]地獄の英雄 [DVD]
ビリー・ワイルダーは不勉強なのだけども、これはなかなか面白い!1920年代に実際に起こったフロイト・コリンズ事件にインスパイアされた(作中でも言及あり)作品。インディアンの財宝目当てに洞窟に入った男が落盤事故に遭う、それをたまたま聞きつけた野心満々の新聞記者(カーク・ダグラス)が、その事故を吹聴してトップ記事に仕立て再起を図る。マスコミを皮肉った社会派ドラマ。他人の不幸をよってたかって利用しようとする人たちが、痛烈な毒を持って描かれるが、モノクロの画面は終始品があって、時折ハッとさせられるカットも。
鑑賞日:09月16日 監督:ビリー・ワイルダー
ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD]ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD]
原作漫画も、ポツドールも、銀杏BOYZも知らないのでなんのアドバンテージもなく鑑賞。童貞マインドをこじらせたまま成長した、29歳のガチャガチャ玩具の営業マンが、好きになった会社の同僚のために不器用ながらも思いのたけを曝していく、痛く切ない青春映画。主人公の年齢が29歳というのがミソで、19歳なら切ない青春、39歳なら痛いだけの青春(?)、本作は痛いけど、ラスト切なくさせるのにこの29歳がジャスト。最後にカタルシスはないけども、「キックアス」を日本でリアルに移し替えるなら、こんな感じになるのでは?
鑑賞日:09月15日 監督:三浦大輔
モテキ DVD通常版モテキ DVD通常版
再見して思ったのは、麻生久美子が泣いて森山未來にすがるシーンが、個人的にはクライマックスに相当する、ということ。後半、長澤まさみの魅力が落ちる…「ゆきお君じゃ成長できない…」というシビアなセリフは顔を見せて言ってもらいたかった。
鑑賞日:09月13日 監督:大根仁
インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国 スペシャルコレクターズ・エディション 【2枚組】 [DVD]インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国 スペシャルコレクターズ・エディション 【2枚組】 [DVD]
鑑賞日:09月09日 監督:スティーブン・スピルバーグ
マドモアゼル [DVD]マドモアゼル [DVD]
町山智浩「トラウマ映画館」に紹介されてる一本、ということで鑑賞。脚本がジャン・ジュネマルグリット・デュラスという文学臭の強い作品。舞台はフランス、牧畜くらいが主な産業の保守的な村で、オールドミスの女教師がイタリアから来た筋骨逞しいやもめの男に片恋慕するが、彼が村の他の女と仲良くしているのを見て、嫉妬の矛先を彼の息子や因襲的な村に向けて、ねちっこいいじめや犯罪(放火、水門の開放など)に走る。犯罪をよそ者(イタリア人)のせいだと証拠もなく決めつける村人たちの恐ろしさ。その誤解は解けない…
鑑賞日:09月07日 監督:トニー・リチャードソン
モダーンズ [DVD]モダーンズ [DVD]
1920年代に関心があって勉強のつもりで鑑賞。20年代のパリに、アメリカから流れてきた「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる画家、作家らを描いた作品。ヘミングウェイが周りにバカにされてるのがおかしい。20年代らしくズケズケもの言う強い女たちが出てきて、彼女らを演じる女優陣が見所かな。中でも話の核になるリンダ・フィオレンティーノが妖艶さと少女性を併せ持った女を魅力的に演じている。ところが彼女を巡って対立するキース・キャラダインジョン・ローン(懐かしい!)が20年代の雰囲気に合ってないのが残念…
鑑賞日:09月06日 監督:アラン・ルドルフ
リトル・ランボーズ [DVD]リトル・ランボーズ [DVD]
スタンド・バイ・ミー」?よりも「乙女の祈り」をほのぼのとさせたような印象。家庭も学校も息苦しい二人の対照的な少年が、「ランボー」をきっかけに親しくなり、めちゃくちゃな映画制作を始める。後半、いい話によくまとまり過ぎて、泣けるけども、ちょっと安易じゃないか、と。照明がきれいで、室内に差す外光とか非常に美しい。ウィルの家の中シーンは、時折フェルメールの絵画を意識してるカットがチラホラ。
鑑賞日:09月02日 監督:ガース・ジェニングス
トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズ・エディション [DVD]トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズ・エディション [DVD]
久しぶりに観たけど、やっぱりいいなあ。メタフィクションコメディでも、戦争アクションも手抜きなしでボンボン爆発するし、出演者においしいシーンをきちんと用意するベン・スティラーの気配り演出も行き届いてる。「プラトーン」や「地獄の黙示録」などの名作戦争ものを観てると、より楽しめるんだろうけど、そっち方面は苦手なもので…それでもハゲヅラでノリノリのトム・クルーズだけでも一見の価値あり。
鑑賞日:09月01日 監督:ベン・スティラー

鑑賞メーター

 

振り返ってみると結構観てる。鑑賞メーターには登録がなかったのでここには上がっていないが、9月唯一劇場で観た映画「恋の渦」も加わる。「恋の渦」についてはすでに書いた→「恋の渦」をやっと観てきた!!!! - 船橋リズムセンター

 

「恋の渦」が評判通りの面白さだったので大根仁監督「モテキ」(映画版)を観直して、さらに「恋の渦」の原作三浦大輔の監督作「ボーイズ・オン・ザ・ラン」、「ソウルトレイン」、それに異業種監督による日本の青春映画「アイデン&ティティ」(田口トモロヲ監督)、「グミ、チョコレート、パイン」(ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督)という流れ。並行して英米の近年の学園青春ものも観る。これが9月の鑑賞テーマとなった。

まだもう少しこのテーマで観ることになりそう。ジョン・ヒューズ関連、80年代の青春もの、ここら辺も観よう観ようと思っててずっと観れないできてるからこの機会に、と。