船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

11月に観た映画あれこれ~コーエン兄弟おさらい月間

11月は努めてコーエン兄弟作品を観たわけだけども、コーエン兄弟作品でも割りと日陰的扱いをされる「未来は今」や「レディ・キラーズ」がなかなかどうして面白いことを再発見。


それとテレビ放映で観た「世界侵略:ロサンゼルス決戦」が思いのほか面白かった。

「キャビン」は後半ちょっとバカバカしすぎないか?


11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:15本
観た鑑賞時間:1565分

ハングオーバー!!! 最後の反省会 [DVD]ハングオーバー!!! 最後の反省会 [DVD]
3作目はあえて狼軍団に酒とドラッグを封じさせて(酒場で多少は飲むけども)、割と真っ当な巻き込まれ型クライムコメディに仕上がってる。「ハングオーバー」シリーズでなくても充分見応えのある内容だけども、やっぱりこのシリーズならではのアラン(ザック・ガリフィナーキス)とチャウ(ケン・チョン)のキャラ爆発力が魅力。結局反省してないオマケ(ステュがとんでもないことに!)もついて、シリーズ3作目、最終作としては有終の美を飾ったのかな、と。
鑑賞日:11月30日 監督:
未来は今 [DVD]未来は今 [DVD]
すっごい久々に観たけど、思ってた以上に楽しめた。フラフープ、時計、輪廻といった"円"をモチーフにして、コーエン兄弟作品にしては珍しくハッピーエンドなファンタジー風味のコメディ。往年の(30〜40年代)スクリューボールコメディを目指してるようだけども、その辺りは勉強不足で、狙いどこがイマイチわかんないのが残念。ハワード・ホークスヒズ・ガール・フライデー」とか観てみたいとこ。セットや衣装に金がかかってるのでそれを見るだけでも楽しい。
鑑賞日:11月24日 監督:ジョエル・コーエン
ダークホース リア獣エイブの恋 [DVD]ダークホース リア獣エイブの恋 [DVD]
後半、夢と現実がごちゃまぜになる、というより観念的になるあたりやっぱりトッド・ソロンズ、と思うのだが、恐らく普通の人はここで「つまらん」となって引いてしまう。確かに「つまらん」のだけども、もうこれがソロンズの味になってる気もする。ソロンズ作品常連?のセルマ・ブレア、それとクリストファー・ウォーケンの生活にくたびれた感じが半端ない。救いがない!というか、だからどうした!という作品の存在そのものがメタコメディ。
鑑賞日:11月23日 監督:トッド・ソロンズ
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鑑賞日:11月18日 監督:テリー・ギリアム
バトル・オブ・アトランティス [DVD]バトル・オブ・アトランティス [DVD]
これも子どもが観てたのを横でチラチラ鑑賞。「パシフィック・リム」のあからさまなパクリ。本家と較べても仕方ない。子ども(8歳♂)の愚痴から、「ロボットの名前がかっこ悪い」「怪獣が一匹だけ」「パッケージはあんなにかっこいいのに…」、然り。加えてドラマ部分の臨場感や動きのなさったら…と突っ込むのが楽しい?作品。アサイラム製作の映画は、モックバスターと言われてる、というのだけ勉強になった。
鑑賞日:11月17日 監督:
タイタンの逆襲 [DVD]タイタンの逆襲 [DVD]
子どもが観てる横でチラチラ観てた程度だけど、戦闘シーンは迫力あった。「世界侵略 ロサンゼルス決戦」観た後に思い返すと(監督はおなじジョナサン・リーベスマン)、物が破壊されたり、土煙が舞ったりするディテールの鮮明さに通ずるとこがあるのかな、と。いや、でもこういうのが今の流行りかな、とも。
鑑賞日:11月17日 監督:
世界侵略:ロサンゼルス決戦 [DVD]世界侵略:ロサンゼルス決戦 [DVD]
宇宙人が地球を侵略する、という大味になりそうな話を、ロサンゼルスの市街戦に舞台を絞って、迫力満点で描く。なかなか面白い。エイリアン側の視点を一切描かず、あれだけ手の込んだ母船の造形や瓦礫と化したロスのVFXをこれみよがしにせず、不条理な戦闘に突然巻き込まれて、ただただ与えられた任務をこなすだけの小隊をドキュメントタッチで描いたところが功を奏している。SF映画というより戦争映画の趣き。ミシェル・ロドリゲスがたくましい。
鑑賞日:11月17日 監督:ジョナサン・リーベスマン
聖トリニアンズ女学院 (史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦) [DVD]聖トリニアンズ女学院 (史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦) [DVD]
マンガみたいなドタバタコメディだな、と思って調べてみたら、原作はロナルド・サールというイギリスのコミック作家の作品なんだ。原作はも少しダークで、ブラックな感じがする。映画版も充分ブラック。イギリスっぽいシニカルさ、とスパイス・ガールズ(古い!)のガールズ・パワーがブレンドされたような妙な味。ルパート・エヴァレットの一人二役の怪演が楽しい。
鑑賞日:11月17日 監督:Array,バーナビー・トンプソン
ディボース・ショウ [DVD]ディボース・ショウ [DVD]
離婚専門のやり手弁護士(ジョージ・クルーニー)と金持ちの財産狙いで結婚(そして離婚)する腹黒美女(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)とのラブコメディ。なんだけどもいつものコーエン兄弟作品に倣って、共感できない人たちばかりで、時にえげつなく、時におかしくないギャグもあり、へんてこな仕上がり。主演の二人がくどかったり、暖色系の色づかいでラグジュアリーなムードがあったりといったとこが、コーエン兄弟にしては異色な感じ。ジェフリー・ラッシュビリー・ボブ・ソーントンの悪目立ちが楽しい。
鑑賞日:11月13日 監督:ジョエル・コーエン
トゥルー・グリット スペシャル・エディション [DVD]トゥルー・グリット スペシャル・エディション [DVD]
コーエン兄弟作品で、西部劇、ときたらなんだか大分癖がありそう、と思わせて実は彼らのフィルモグラフィの中では最も一般受けする、素直に感動できる作品。主人公の少女マティ演じるヘイリー・スタインフェルドが、ジェフ・ブリッジスマット・デイモンという演技巧者を向こうに回して、真っ直ぐな眼差しで好演を見せる。それだけでなんだかジンとくる。白っぽい荒野に、カーター・バーウェルの美しい音楽が流れるだけでも涙がじんわり。
鑑賞日:11月09日 監督:Array,イーサン・コーエン
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コーエン兄弟の脚本を別の人が撮るとこうなるのか、というお勉強。ピンク・パンサーみたいなオープニングで始まり、全編小洒落た大人のコメディ調に仕上げられてるけれども、骨格はやっぱりコーエン印。素人が大層な計画を立てて予想だにしない方向へ転がる…ただ「ファーゴ」のようなことにはならない。ハリウッドらしいオチ。でも全体的に地味かな。英語のいろんな訛りが聴いてて楽しい作品ではある。
鑑賞日:11月09日 監督:マイケル・ホフマン
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バーン・アフター・リーディング」は登場人物がバカばっかりだったけど、こっちはバカというより皆素朴。何故か観る度に味わい深くなってくる。
鑑賞日:11月05日 監督:イーサン・コーエン
キャビン [DVD]キャビン [DVD]
これはコメディだね。スラッシャーホラー+「トゥルーマンショー」。モンスター総進撃なラストも最高にバカバカしいけども、オチが「バタリアン」てのも徹底してる。ラストに出てくるアノ人がね…恐らくノストロモ号からリクルートしてきたんだろうな、とか
鑑賞日:11月03日 監督:ドリュー・ゴダード
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鑑賞日:11月03日 監督:アンドリュー・スタントン
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鑑賞日:11月02日 監督:マイケル・チミノ

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