船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

2月に観た映画あれこれ~スクリューボールコメディやらジョン・ヒューズ作品やら

毎月初めの、あまり芸のない、前月の鑑賞映画まとめ。

やっぱりコメディが多い。

今までまったく手をつけていなかったスクリューボールコメディのジャンル、まずは名作と謳われてるものから、それと今年の課題ジョン・ヒューズ作品。

ジョン・ヒューズは「フェリスはある朝突然に」がグッときたなあ。

劇場鑑賞作品は、「アメリカン・ハッスル」「ザ・イースト」「ビフォア・ミッドナイト」「オンリー・ゴッド」。

この中では「ビフォア・ミッドナイト」が素晴らしかった。

 

 

2月の鑑賞メーター
観たビデオの数:20本
観た鑑賞時間:2023分

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再見。ジャレッド・ヘスジャック・ブラック+マイク・ホワイトの顔合わせでアメリカンコメディ好きにはたまらないのだけども、初見時と変わらず、どうももひとつ乗り切れない。J・ヘスもJ・ブラックもそれぞれに強烈な個性を持っているんだけど、その相乗効果があまり見られないで、どこか分離したままパッケージされてる。残念…どちらも好きだし、面白いとこもいくつもあるんだけど…言い方悪いけど、J・ヘスがJ・ブラック(本作のプロデュースも兼任)に遠慮したようなとこもあるんじゃないか、と…オープニングのセンスいつもながら好き
鑑賞日:02月28日 監督:ジャレッド・ヘス
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これはやられるなあ…だいぶ昔に観てるはずなのに、全然忘れてた…終始楽天性に貫かれているのに頬が緩みっぱなし。たいてい映画の脚本って、特にハリウッドのものだと、主人公がなにかしらの問題を抱えていて、それを乗り越えていくというところにカタルシスがあるようにできてるけども、この作品の主人公フェリスは、なんの問題もなく、あっけらかんと、ずる休みした一日をただひたすら楽しく過ごすだけ。それだけで一本作ってしまったことに驚嘆!「ツイスト・アンド・シャウト」のミュージカルシーンもひたすら楽しい!素晴らしい!
鑑賞日:02月24日 監督:ジョン・ヒューズ
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子どもが観たいというので借りてきて再見。あらためて観るとコメディとSFのバランスがよくて、今見ても十分楽しい。決して「1」にも引けを取らない。でも今年撮影開始されるらしい「3」は、別にオリジナルキャストじゃなくて、いま脂の乗ってるコメディアンらをキャスティングしてリブート作でもいいんじゃないかな、と…
鑑賞日:02月23日 監督:アイバン・ライトマン
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つまらなくはなかったけど、積極的に面白い!というほどでもなかったかな。続編への伏線なのか、前半1時間くらいのドラマ部分がやや冗長。身近な人が何人も死んで、ピーターが自らに課せられた責任に目覚めていく、という序章の趣。バランスよいけどなんだか淡白な印象。続編を含めシリーズ全体で勝負ということだろうか?夜のNYの街を飛び回るスパイダーマンはなかなか見もの。
鑑賞日:02月22日 監督:
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う〜ん、微妙。ジョン・ヒューズがティーンをメインに据えてラブコメを演出した記念すべき一作目ということなんだけども、やりたいことを詰め込んだ感とぎこちないテンポ、初々しい演出がストーリー以上に赤面もの。でも「プリティ・イン・ピンク」や「ホーム・アローン」などジョン・ヒューズのエッセンスが未分化のままここには現れていて、なるほどデビュー作にその作家の味が出るというのが頷ける。
鑑賞日:02月19日 監督:ジョン・ヒューズ
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元祖スクリューボールコメディということで勉強がてら鑑賞。フランク・キャプラも初。スクリューボール(=変人)というほどでもないが、型破りな新聞記者と箱入り令嬢が、反目しながらもニューヨークまでの道中で惹かれあう、なるほど、ロマコメの教科書ともいえる作品。毛布で築く「ジェリコの壁」(向こう側でエリーが着替えている時に毛布が揺れるそこはかとないエロス)や、バスの中での大合唱が楽しい。最初は憎まれ役で、最後は恋のキューピッド役を務めるエリーの父親もいい味。
鑑賞日:02月16日 監督:フランク・キャプラ
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退屈ではある。でも、嘘みたいなほんとの話をそのまま映画にすると、案外フツーであるという作りをあえてすることで、逆説的にその他の「嘘みたいなほんとの話」を映画化した作品がいかに映画的誇張を施されてるかを暴いてる、というようにも見える。そういう実験的な作品だったんじゃないかと、リンクレイター作品だけに穿った見方をしてしまう。ジャック・ブラックの美声がたくさん聞けるのはよい。
鑑賞日:02月13日 監督:リチャード・リンクレイター
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現実生活になかなか入っていけない幼稚で臆病な男がかろうじて大人に成長する?というような甘っちょろいコメディ。ティーン映画の話法をひとりで作り上げたジョン・ヒューズが、成長したティーンを描いてみたらいつまで経ってもティーン気分が抜けなかった、というような…でもこの作品を観ると、この後「ホーム・アローン」シリーズのようなファミリームービーへ移っていくのも頷けるような気がする。ケビン・ベーコンが成長したケビン少年(マコーレー・カルキン)にも見えてきたりする。
鑑賞日:02月11日 監督:ジョン・ヒューズ
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル [DVD]ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル [DVD]
面白かった。前作はイーサン・ハントの人間らしさが割りと強調されてたかと思うけど、本作はスカッと潔いアクションエンタメに仕上がってて楽しい!敵役がもひとつ魅力に欠けるきらいはあるものの、それよりもミッションの困難さを趣向凝らしたアクションで魅せることに重きを置いてるようなのでまあ満足。砂塵のカーチェイスやラストの自動車工場?のブリーフケースを巡るアクションも楽しい!「インディ・ジョーンズ」シリーズに近い味わいだよね。
鑑賞日:02月10日 監督:ブラッド・バード
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とにかく会話のテンポが速すぎて、引きずられるままに終幕、という感じ。原作ではヒルディは男性らしいが、それを女性に変えてラブロマンスというひねりを加えた割には、男女の駆け引きがあんまり効いて見えない…いまいち乗れなかったかな…
鑑賞日:02月10日 監督:ハワード・ホークス
オンリー・ゴッドオンリー・ゴッド
レフンは貴重な変態監督だ!「やられたらやり返す」というだけのいたってシンプルな内容を、まあ勿体ぶった映像美でバイオレントかつ詩情(私情?)たっぷりに描く。決して嫌いじゃない。でも、これ主役はゴズリングじゃなくて、警察のおっさんだよね、完全に。彼が終始同じ衣装で、歩いたり走ったり立ち尽くしてたり刀振り下ろしたりマイク握ったりがいちいち様になってて、これだけで十分見応えあり。
鑑賞日:02月07日 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
ザ・イーストザ・イースト
才気煥発な社会派サスペンスドラマ、なんだけど、なにかもひとつ足りない…潜入捜査という緊迫感あるドラマより、野心ある女性がその捜査を通じて自分自身の在り方を学んでいくという、これ最近やけに多いアメリカ映画的成長物語なのである。ジャンル的側面よりもそうした人間ドラマの方を主軸にしている。下手すると環境問題というテーマだけが浮いて安っぽい問題提起で終わってしまうような題材を、抑制して描いた力強さはあると思うけど、もうちょい色気がほしい…
鑑賞日:02月07日 監督:ザル・バトマングリ
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面白かった。オープニングから引き込まれたし、ジェシーの背中を追って空港出てくカメラにグッと来る。ジェシーセリーヌと同年代ということもあり、二人の話す家庭、夫婦、子供、男女などの話題も親近感あり。ただ、その話す内容云々だけじゃなく、久々に甘い夜を過ごすはずだったホテルでの大ゲンカへ発展する流れとか(電話一本でガラッと変わる)、あるいは開けられないワイン、飲まれない紅茶とかの醸す作品の張りだとか、とってつけたようなオチも含めて映画観たという幸福感に満たされる。なんか泣けた。前2作も見直そう。
鑑賞日:02月07日 監督:
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これはよかった。ロマコメだよね、完全に。人間ドラマっぽく演出してるから、パットとティファニーの執着や孤独、ナイーブさが作品のテーマのように錯覚してしまうけども。ジャンル映画っぽく撮らなかったから評価が高いのかな?ティファニーがパットの父親(デ・ニーロ)に食って掛かるとこなんかもっと笑えるシーンのはずなのに。ジェニファー・ローレンスの貫録ありすぎる存在感もコメディぽくみえないし。でも面白く観れた。
鑑賞日:02月07日 監督:デビッド・O・ラッセル
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ドタバタもいいとこ!現代のアメリカンコメディを見慣れていると、間延びして見えるとこも多々あるけれども、これが70年以上前の作品で、今でも笑えるというのが驚き!コーエン兄弟も、ファレリー兄弟も、ベン・スティラーも、この作品の延長上にあるように見えてくる。キャサリン・ヘプバーンの天衣無縫でいらいらさせられるコメディエンヌぶりときたら!しかし豹と犬のケンカ(じゃれあい?)にはやられた…
鑑賞日:02月05日 監督:ハワード・ホークス
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初内田けんじ作品。評判がよいので楽しみにしていたけども、正直あまり好きになれなかった…記憶喪失をきっかけに境遇の違う人間が入れ替わる、という古典的な喜劇的プロットを、丁寧に、老若男女楽しめる現代風コメディに仕上げているというのは、やはり褒められるものなんだろうが、どうも肌が合わない…この手の話なら90分くらいに仕上げてほしかったし、ヒロインの広末涼子がもひとつ華がなかった(むしろ森口瑤子の方がよかった)、などと。ラストの胸キュンだけベタすぎておかしかった。
鑑賞日:02月04日 監督:内田けんじ
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軽い、こ洒落た、ラブコメ。決してそういうのが嫌いなわけではないけども、う~ん、これは趣味が合わない。B.マーレイ、J.シュワルツマンが出てるというと、ウェス・アンダーソン作品みたいな雰囲気を期待してしまうが、こちらは遊び心はあってもそこにストイックなこだわりみたいのが感じられず、なんだかゆるい。そのゆるさもどうも好きになれない。残念。
鑑賞日:02月03日 監督:ロマン・コッポラ
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ダメだ…やっぱり、いい!
鑑賞日:02月02日 監督:吉田大八
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う〜〜ん、正直もひとつ乗り切れなかった…演技巧者たちによる軽やかなコンゲームなら「オーシャンズ」シリーズの方が好きだし、70年代の実際の事件をモチーフにしたポリティカルなエンタメなら「アルゴ」の方がずっといいし、かといってそのどちらとも違う独自の雰囲気があったかというと、なんかグッとくるものを感じられなかった…残念。とはいえ40歳前後の味のある俳優陣に混じって、1人二十代のジェニファー・ローレンスが頭一つ抜けて輝いてた。
鑑賞日:02月01日 監督:
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鑑賞日:02月01日 監督:Array,イーサン・コーエン

鑑賞メーター