船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

徒然アメリカンコメディ⑤〜ジョナ・ヒル出演作やら、やっぱりベン・スティラーなど

ここ最近DVDで観たアメリカンコメディをザッと。
00年代以降のアメリカンコメディは、ベン・スティラーを中心としたフラットパック一派(ヴィンス・ボーン、オーウェン・ウィルソンなど)、ジャド・アパトーを中心としたアパトーギャング一派(セス・ローゲン、スティーブ・カレルなど)、この二大勢力を避けては通れない。


というわけで、この二大勢力絡みに当然なってしまう。


「21ジャンプストリート」は、すっかり痩せて精悍な顔つきになったジョナ・ヒルと、マッチョなチャニング・テイタムとが高校に潜入捜査する警官を演じるバディものコメディ。
大ヒットした「LEGO®ムービー」(傑作)撮ったフィル・ロードとクリストファー・ミラーのコンビによる監督作。
エンタメへの配慮がゆきとどいているだけにとどまらず、学園ものというジャンルのバージョンアップを図ってもいて、なかなか味わい深い。
続編も楽しみ。


「伝説のロックスター再生計画」、落ちぶれつつある破天荒なロックミュージシャンと彼の再起を仕掛ける真面目なレコード会社社員とのアメリカ珍道中。
王道スクリューボールコメディのストーリーで、男同士の友情もの=ブロマンスを描く。
下ネタ多めだけども、ロックを冷笑・嘲笑することなく真摯にコメディとして消化していて、「スクール・オブ・ロック」よりもロックコメディとしてはよくできてるかも。
ロックミュージシャンを演じたラッセル・ブランドの説得力感じさせる演技が楽しい。

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「素敵な人生の終わり方」、これは邦題がちょっとよくわかんない。難病もののように見せかけて、そうした感動路線は皆無。
ジャド・アパトーはどうも男同士の腐れ縁が好きらしい。
ここでも売れっ子コメディアンと駆け出しコメディアンとのブロマンスが描かれる。
ただ、アダム・サンドラーをあまり好きでないせいか(「エージェント・ゾーハン」は面白かった)、彼が演じる売れっ子コメディアンが嫌な奴に見えて仕方ない。
サンドラー以外にも、セス・ローゲンジョナ・ヒル、オーブリー・プラザと今のアメコメを飾るキャストも見物。
ゲイっぽいムードにならずに、男同士のガキっぽい友情を描けるという点では稀有な才能だとは思う。
(でも「スーパーバッド」のラストはやっぱりちょっとその気もあるかな)
それにしても本編長い。

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「エイリアン・バスターズ」、ベン・スティラー、ヴィンス・ボーン、ジョナ・ヒルというアメコメオールスターズが揃い踏み。
どこにでもあるような郊外の町にエイリアンが現れ、ご近所警ら隊が町を守る。
エイリアンが割と本格的なルックスで恐ろしいが、立ち向かう面々はビール飲んでグダグダしてばかり。
ベン・スティラーがややおとなしめなのが寂しい。
ヴィンス・ボーンの、ほんとにそこらへんにいそうなお兄ちゃんという飾らない雰囲気にも年季がうかがえるような。


ドッジボール」、威勢のいいベン・スティラーが観たくなって再鑑賞。
これもヴィンス・ボーンが共演。
対立するスポーツジムのオーナー同士がドッジボールの試合で激突する。子供騙しな話で、気楽に観られる。
ベン・スティラーの悪ノリっぷりが楽しい。
ベン・スティラーは自分が小柄であるというコンプレックスを逆手にとって、やたらマッチョな役を演じたがる。
ヴィンス・ボーンと並ぶとさらに小柄さが際立つんだけども、なのに横柄でマッチョというギャップが一番おかしい。


今回ここにあげた5作のうち4作にジョナ・ヒルが出演している。しかもそのうち2本は主演である。
ジョナ・ヒル出てれば大体間違いない、とまで言ってもいいような存在感。
スリムになってますます活躍の場が広がりそうだけども、やっぱり太ってた方がチャーミングでよかったなあ、とも。
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最後に「ドッジボール」のグロボジム、オーナーのベン・スティラーを貼っておこう。
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パープルコブラ