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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

4月に読んだ本いろいろ〜フィッツジェラルド!フィッツジェラルド!

引き続きアメリカ文学やアメリカン・フォークロアをフォローしつつ、ちょっと違う傾向も取り入れて積ん読になってたモラヴィアの「軽蔑」読んだり。

フィッツジェラルドは、映画化されてる「ギャツビー」も「ベンジャミン・バトン」も、原作の方がずっと優れてる。

フィッツジェラルドの魅力はまだ充分映像化されてないのだな、というのを知った。



2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1879ページ
ナイス数:10ナイス

ベンジャミン・バトン  数奇な人生 (角川文庫)ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)感想
フィッツジェラルドはいずれ原文で読みたいなあ。それぞれの短編から漂ってくる切なくも美しい匂いは、話そのものよりも文体に負うとこが大きいように思う。表題作は映画よりずっと美しい。
読了日:4月30日 著者:フィツジェラルド
軽蔑 (1964年)軽蔑 (1964年)感想
主人公の脚本家ばかりでなく、登場人物が皆俗物≒嫌な奴ばかりで楽しい。妻の態度が以前と違う、妻はもう俺のことを愛していない…とウジウジした男の内面をよくもここまで描き切ったものだなあ。ラストは当時は斬新だったんだろうか?今読むと古典的な趣。
読了日:4月23日 著者:アルベルト・モラヴィア
アメリカン・ヒーローの系譜アメリカン・ヒーローの系譜感想
トールテールのヒーロー、西部開拓時代の義賊など。彼らが実像を離れて、どのようにして人々に語られる、愛されるヒーローに変質していったのかをわかりやすく解説している。西部劇を観たくなってくる。
読了日:4月19日 著者:亀井俊介
巨人ポール・バニヤン―アメリカの奇妙な話〈1〉 (ちくま文庫)巨人ポール・バニヤン―アメリカの奇妙な話〈1〉 (ちくま文庫)感想
ちょっと読みにくいけどトールテールの英雄たちから都市伝説まで、アメリカの奇妙な話の古典がざっくり読み通せる。 トールテールに関しては亀井俊介アメリカン・ヒーローの系譜」の方が丁寧で読みやすかった。
読了日:4月15日 著者:
ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス)ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス)感想
4部と関連ないといっても、同じ町で、同じ姓を持つ登場人物が出てきて、やっぱりなんかしらの繋がりがあるんだろうな、という謎めいた感じに惹かれる。
読了日:4月9日 著者:荒木飛呂彦
郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)感想
流れ者のフランクが職を世話してくれた食堂の主人の女房を寝取り、あまつさえその女と共謀して主人を殺すという安っぽい犯罪小説みたいな筋を、飾り気も色気もないソリッドな文体で淡々と描く。映画の脚本みたいにセリフがテンポよく交わされサクサク読める。主要人物が皆死へ向かっていく暗い話なのに、それほどじめっとした嫌な気にさせないのは、読むものの感情移入を拒むような簡潔さだったり、フランクのある意味無垢な、現実味のない存在感によるものなんだろう。
読了日:4月6日 著者:ジェームス・ケイン
九つの物語 (集英社文庫)九つの物語 (集英社文庫)感想
かなりすっ飛ばして読了。解説を読んでようやくサリンジャーの世界へ侵入する角度を見つけたような気もするが、どうも感応できない…「対エスキモー戦まぢか」「笑い男」だけはユーモアが好みだったので面白かったけど…
読了日:4月3日 著者:サリンジャー

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