船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

2014上半期映画ベスト5をやってみた

「上半期映画ベスト10」というのをそろそろ映画クラスタを自称する方々が(自称しない方々も)挙げ始めると思うが、こういうのってなんだかんだ言って、見るのも作るのもやっぱり楽しい。

 

 

100本くらい観てる人がベスト10を挙げれば、それなりに選び抜かれた感があって、多少そこに好き嫌いがあっても、重みを感じられるもの。

でも自分はベスト10を挙げられるほど劇場で本数を観ていないので、遠慮してベスト5くらいにしておくことにする。

新作20本観たうちの5本。

それも「ウルフ・オブ・ウォールストリート」や「ネブラスカ」、「グランド・ブダペスト・ホテル」、「アデル、ブルーは熱い色」、「愛の渦」、「プリズナーズ」など観ようと思っていて観れなかったものが多数あって、これらは除かれてしまう。

 

 

では、さくっと5本を以下並べると、

 

1 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」

2 「グランド・ピアノ 狙われた黒鍵」

3 「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」

4 「ビフォア・ミッドナイト

5 「LEGO(R)ムービー」

 

という感じである。

 

 

1は言わずもがなコーエン兄弟の新作。そもそもコーエン兄弟作品のファンなので、アドバンテージがある。単なる音楽ドラマ、伝記ものに収まらず、コーエン兄弟ならではの神話的なアプローチが、虚実入り混じった独特な雰囲気をつくっている。後からじわじわくる傑作。

コーエン兄弟最新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』予告編 - YouTube

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「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」を観た! - 船橋リズムセンター

 

 

2は笑えるサスペンス。外連味たっぷり。デ・パルマパスティーシュ?そんなこと構わず、大真面目に嘘みたいな設定をエンタメに仕上げた心意気にスカッとする。

『グランドピアノ~狙われた黒鍵~』予告編 - YouTube

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「グランドピアノ」を観た!〜「嘘だろっ!?」を堂々とサスペンスに仕上げた傑作! - 船橋リズムセンター

 

 

3は泣けるエンターテイメント。子を持つ父親ならなおさら。ただそれ以上に、ひろしのクローンがアイデンティティに悩む姿が胸を打つ。アクションやギャグも映画版にふさわしいパワー。

映画『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』予告編 - YouTube

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「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」を観た!〜映画版クレヨンしんちゃんシリーズの新たな名作誕生! - 船橋リズムセンター

 

 

4はリンクレイターの「ビフォア」シリーズ3作目。40代を迎えたジェシーセリーヌのカップル。いつまでも夢見る恋人同士ってわけにもいかない。ビターな展開がありつつ、ラストはちょっぴりファンタジー。自然体な演技、撮影が心地いい。

映画『ビフォア・ミッドナイト』予告編 - YouTube

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たまには映画はしごDAY〜「ビフォア・ミッドナイト」「ザ・イースト」「オンリー・ゴッド」 - 船橋リズムセンター

 

 

5はうちの子が大喜び。でも大人も楽しい。CGのレゴとはいえ、レゴで可能な表現を徹底し、海やら煙やら爆発やらもすべてレゴで表現されているのが素晴らしい。少々ズルくはあるが、ラストのメタ的展開にやられる。

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「LEGO(R)ムービー」を観た!~子どもも大人も楽しい!「よく遊べ!」 - 船橋リズムセンター

 

 

案外、パッと決まってしまったな。

新作50本くらい観てたらもう少し悩んだりしたのかもしれない。

でも悩み過ぎると、「これを入れないと映画クラスタとして名がすたる」とか「これを入れたらセンスを疑われる」とか妙な方向にいきそう。

いや、自分が映画クラスタとは思ったことはあんまりないけども…