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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

徒然アメリカンコメディ⑧〜「俺たちニュースキャスター」続編と「ファミリー・アゲイン」

観てからちょっと間が空いてしまったのだけども、最近観たアメリカンコメディを3本紹介。


俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク」。
前作「俺たちニュースキャスター」をはじめ、「タラデガ・ナイト」「俺たちステップ・ブラザース」でもタッグを組む、監督アダム・マッケイと主演ウィル・フェレルによるナンセンスギャグ満載、純粋アメリカンコメディ。


共演にポール・ラッドとスティーブ・カレル。
この2人は「40歳の童貞男」で共演していて、これを監督したジャド・アパトーは本作のプロデューサーである。
面白さを保証するアパトーブランドのアメリカンコメディ、というわけ。
期待しないでいられるわけがない。


ところが、正直どうも乗れない…
アメコメには比較的甘い自分でも、ちょっとしかめ面になってしまう。


これだけの芸達者なコメディアンや力のあるスタッフが揃っていたら、どう転んでも面白くなりそうなのに、なんだかデビューしたての芸人が、とにかく自分を売り込もうと前に前に出てくるような、やけに大仰なギャグをこれ見よがしに押し付けられてる感じが、始終拭えない。


キャラと舞台だけが決まってて、あとは各自がそれらを活かしたネタを披露するだけのようなコント集、といった趣。


なんだか輪に入っていけなかった…
各放送局の看板ニュースキャスターらが乱闘するシーンは、豪華なカメオ出演もあり楽しかったけども、全体としては残念な出来。


「ファミリー・アゲイン/離婚でハッピー!?なボクの家族」。

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これは拾いもの!
アメリカンコメディ、というよりコミカルかつシニカルなファミリードラマ、といったほうがしっくりくる。


「LIFE」の嫌味なヒゲ上司や「バチェロレッテ」の披露宴で元恋人との復縁を迫るスピーチをする色男を演じていた、最近ちょいちょい顔を見る俳優アダム・スコットが主演。
主役なのに周りが強烈なキャラばかりで、始終困ってる役柄がなんだかピッタリくる。


離婚した両親を反面教師に、自分はまともな人生を歩もうと何事にも慎重なアダム(役名忘れた)。
ところが、犬猿の仲のはずの両親はなぜか親密になったり、弟は日系の彼女とスピード婚を決めたり、オーナーを務めるレストランの経営がうまくいかなかったり、彼女とはなかなか結婚に踏み切れなかったり、といろいろ大変。
というか勝手にややこしく考えてしまう。


ウディ・アレンからインテリ臭を抜いたような軽妙さ、辛気臭くならずに現代の若者気質をすくい上げた批評性、このバランスが絶妙。
ラストのハッピーなのかどうなのか想像させる終わり方も好み。
これはもっと多くの人に観られてもよい作品。


あともう一本触れようと思ってたけど、あんまり長くダラダラするのもアレなので、ここで切り上げます。