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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

箱根に家族旅行(前編)~富士屋ホテルガイドツアー、焼肉、芦ノ湖とか

観光

今回は珍しくプライベートな旅行記なぞ。

 

 

短い夏休みを取り、年に一度の家族旅行へ。

家族旅行となると、自分の行きたいとこへ行く、やりたいことをやる、というわけにはなかなかいかない。

そこは承知。

奥さんが満足して終わればたいていの家族旅行は円満である、という考えのもと、基本的には奥さんの希望を中心に、受け身にスケジュールを組む。

旅行慣れしてないので、ひとりきりならともかく、家族=団体で旅行へ行くとなるとあらかじめスケジュールを立てておかないと、現地でスムーズに行動できないことで険悪な雰囲気になりかねない。

行きたい場所が違うだの、お目当ての店がお休みだの。

こういうハプニングが楽しいとは思うんだけども。

 

 

以下ざっくり旅行を振り返ります。

1日目。晴れ。

千葉から箱根まで車で行く。

そもそも県外へ車で出ることが年に1回あるかないか。

何時間も運転するのは苦手。

しかもモニターには子どもが持ち込んだDVDの「クレヨンしんちゃん」がずっと流れている。

首都高の混雑に巻き込まれ睡魔と戦う。

 

 

道路事情を甘く見ていたので、1日目の観光予定を取りやめ、早々に宿へチェックイン。

うちの家族旅行はアウトドア派ではなく完全にインドア派で、よい宿に泊まるのが旅の醍醐味のひとつとなっている。

よい宿というのは、まあ、趣きのある、サービスの行き届いた、気持のいい宿といったところ。

1日目は宮ノ下富士屋ホテル

明治11年創業。老舗である。

 

 

館内を案内するガイドツアーというのに参加。

案内役のコンシェルジュの、張りのある声と微動だにしない笑顔に引き込まれる。

富士屋ホテル創業者、山口仙之介の創業までの波乱の人生が面白い。

アメリカに渡ってカウボーイを見て「これからは牧畜業」だと思いつき、牛6頭を買って日本に帰国するがさっぱりうまくいかない、とか。福沢諭吉からアドバイスを受けたりもしている。

これはNHKの朝ドラ向きなのでは?と思う。

 

 

3代目の山口正造がこだわり抜いたというメインダイニングルーム、ザ・フジヤに案内され、そのこだわりの装飾について説明を受ける。

格天井に描かれた様々な植物、鳥、蝶。

天井が高いので細部までよく見えないのが惜しい。

柱の根元には山口正造自身を模したという怒りの形相を表した面のレリーフ

ユニークといえばユニークなんだけども、むしろザ・フジヤ全体に漂う感じは悪趣味といった方がしっくりくる。

ひとりの人間がほかの人の意見をほとんど聞かずに、ひたすら自分の美学のみを根拠に作り上げた世界。

こういうのにグッとくる。

山口正造は日光の老舗ホテル、金谷ホテル創業者の次男であったというのをガイドの説明で知り、明治から昭和初期にかけてのホテル業界・ビジネスていうのに興味が湧いてきたり。

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さすがに夕食をザ・フジヤで食べるには予算が足りず、外へ食べに出るのだけども、たいした下調べをしていなかったので、けっこう休みの店が多くて手ごろな店が見つからない。

さあ、だんだん不穏な空気が漂い始める。

ここで短気を起こして、旅情もへったくれもない小汚いラーメン屋に入るような暴挙へ出ては後に響く。

結局奥さんがガイドブックなどを参考にチョイスした店は予約でいっぱいで、子どもが道路沿いに目ざとく見つけた焼肉屋へ入ることにする。

が、ここがなかなか当たりで、料金は焼肉屋としては適正、カルビとロースを食べたがどれも肉の一切れが大きく、かつおいしい。

それほど客は入ってなかったのに、ライスが温かくておいしかったのが信頼度大。

自家製のキムチも酸味が効いててうまい。

会計の時に「キムチおいしかったです」と言おうか言おうかと迷っていたが、焼肉屋で「キムチおいしい」と言うのは嫌味と取られるかも、と思い言えずじまい。

この店を選んだうちの子は得意気。満足の夕食。

みょうじん - 強羅/焼肉 [食べログ]

 

 

2日目。晴れ。

富士屋ホテル、夕食は食べれなかったものの、朝食はザ・フジヤでアメリカン・ブレックファストを。

マッシュルームのオムレツとソーセージをチョイス。

優雅。

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うちの家族は皆胃袋が小さいので、普段の朝食は大体トースト1枚くらい。

この量で半日から1日もってしまう。

 

 

芦ノ湖へ向かう。

桃源台の港近くに車を停め、スワンボートに乗る。

遠目に見る分にはのどかで楽しそうだけども、実際自分の足で漕いでると忙しないし、湖の真ん中あたりまで来るとボートの頼りなさが不安になってきたりする。

奥さんが船酔いしたというので時間内に余裕持って帰港。

 

 

港付近にはボート屋のスタッフが飼っているのかなんなのか野良に近い猫がウロウロ。首には「営業課長」「営業部長」などの首輪をしている。

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こちらの「営業課長」は積極的に営業活動(=観光客に近付いては足にすりすり)をしていたけども、上司たちはさぼっていた。

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元箱根へ出て、さらに芦ノ湖スカイラインに乗って芦ノ湖をぐるっと一周するようにドライブ。

多分本来なら富士山が見えたりといった絶景が楽しめるんだろうけども、生憎この日は山に雲がかかっていて、まったくの雲の中をドライブ。

これはこれで面白かろうと、何も見えないのに途中のレストハウスで車を降りてみる。

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真っ白。

 

 

長くなってきたので前後編に分けます。