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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

徒然アメリカンコメディ11〜これも傑作!「デンジャラス・バディ」

今年劇場公開されたものの、あんまりひっそりとしてて陽の目を観たとは言い難い、でも傑作なのでぜひ多くの人に観てもらいたいアメコメを紹介。パート2は、


「デンジャラス・バディ」!!!
サンドラ・ブロックメリッサ・マッカーシー共演の、タイトル通りバディものコメディ。
バディは「body」の英語風発音を表記したわけではなく、「buddy」のことを指す。
つまり「相棒」である。
なので「デンジャラス・ボディ」→「危ない肉体」→なんかエロいサスペンス映画?という連想は間違いである。
(そういえばサンドラ・ブロック主演で「デンジャラス・ビューティー」ってあったっけ。観てないけど)


FBIの腕利きだけど高慢な捜査官サラ(サンドラ・ブロック)とボストンの仕事熱心だけど破天荒な地元警察官シャノン(メリッサ・マッカーシー)とが、ひょんなことからタッグを組んで麻薬組織を捜査する。
真面目で嫌味で孤独なサラと素行不良で口が悪くて家族思いのシャノンはことあるごとに衝突しながらも、最後にはお互いを認めて麻薬組織のボスをぶちのめす。
バディものの王道。
「なんちゃって家族」と同様、このジャンルものとしての揺るぎないストーリー、つまりベタな展開がなんといっても安心感。


ただそれだけじゃない。
バディものといえば男同士の友情が定番だったところを、女同士に置き換えてるのがこの作品の大きな特徴。
女同士の友情をコミカルかつ辛辣に描いた「ブライズ・メイズ」の監督であるポール・フェイグならではである。


「ブライズ・メイズ」に続いてポール・フェイグ作品出演で、しかも今回は主演のメリッサ・マッカーシーは、アクションコメディとあって巨体をさらに揺すって、毒舌の方もさらにキレがよく、彼女のためにこの役が当て書きされたのは一目瞭然。
その期待に十二分に応える活躍。


ただそれに負けず劣らずサンドラ・ブロックがいい!
メリッサ・マッカーシーとは対照的にスラッとしたスタイルで見た目にもチグハグでおかしいが、堅物で色気のない感じがまるでサンドラ・ブロック本人を自らパロディで演じてるようにも見える。


加えて鼻からピーナッツを吹き飛ばしたり、ブラウスはだけて踊ったり、両足怪我して這いつくばって犯人を追ったりと体を張ってるのを見たら、今まで別になんとも思ってなかったけども、俄然好感度が上がる。


最近のバディものコメディでは「アザーガイズ」よりも、「21ジャンプ・ストリート」よりもずっと好き!


主役の2人のキャラがしっかり描けてるし、演じる2人の息もピッタリ。
それぞれのサブストーリー(サラに片思いする捜査官、シャノンのトラッシーな家族)は続編を匂わせるに十分。
さらに熱い続編を待ちたい!