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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

10月に観た映画あれこれ〜傑作!アルトマン「三人の女」

10月は結局劇場へは一度も足を運べなかった。

東京国際映画祭はラインナップを調べることもしていない。

10月後半はなんだか残業続きで家でDVD観ることすらままならなかった



そんなわけで収穫に乏しいようだけども、10月はなんといってもアルトマンの「三人の女」が素晴らしかった。

ナッシュビル」のようなアルトマンの代名詞でもある群像劇にも勿論唸るけども、この「三人の女」の閉塞感、不穏さは心掻き乱される。



あとはジェームズ・グレイ作品が地味な印象ながら骨太で見応えあり。

子どもに釣られて見直した「インディ・ジョーンズ」シリーズのサービスっぷりにも改めて感嘆



10月の鑑賞メーター
観たビデオの数:14本
観た鑑賞時間:1605分

RED/レッド [DVD]RED/レッド [DVD]
鑑賞日:10月26日 監督:ロベルト・シュヴェンケ
普通の人々 [DVD]普通の人々 [DVD]
鑑賞日:10月19日 監督:ロバート・レッドフォード
シャイニング 特別版 [DVD]シャイニング 特別版 [DVD]
久々に観たけど、この作品は「怖い」とか「難解」というより「よくわからない」というのが正直なところ。ただ人物を執拗に追う移動撮影やかっちり決まった左右対称の構図、ホテル内のデザインなどは見惚れるところがあり、これは劇場の大画面で観たい。ジャック・ニコルソンの狂気の演技は見応えあるけど、最初っからどこか異常な雰囲気なので、正気から狂気へ移った境がわからない。ペンデレツキ、リゲティの音楽が不穏な雰囲気を醸し出して映像とマッチしてるのが好き。
鑑賞日:10月17日 監督:スタンリー・キューブリック
アンダーカヴァー [DVD]アンダーカヴァー [DVD]
これまた素晴らしい!ジェームズ・グレイはアメリカ映画界において最重要監督であることを証明する一本。警察一家の次男でありながらいかがわしいナイトクラブの支配人をしているボビー(ホアキン)が、麻薬取引に関わることで裏社会から足を洗い、自らの出自に立ち返る、といった話。無駄がないのに艶のある画面にうっとり見惚れる。潜入捜査、麻薬取引といったアクション映画的な道具立てを整えながら、人間ドラマをしっかり見せるのがこの監督の味。派手さはないけども、雨中のカーチェイスやラストの草むら燻り出しなどにグッとくる。傑作。
鑑賞日:10月15日 監督:ジェームズ・グレイ
トゥー・ラバーズ [DVD]トゥー・ラバーズ [DVD]
落ち着いた雰囲気でありながら胸をざわつかせる色気のあるラブストーリー。失恋の痛手を引きずる男が都会的な女と家庭的な女との間で揺れ動く、といった話。話自体に新味はないというか、すでに擦り切れたモチーフなのに、最後まで惹きつける。監督ジェームズ・グレイは、フィルモグラフィを見ると一貫してNYの移民社会で地に足をつけて生きようとする人々のもがきを描き続けている。本作もラブストーリーではあるが、主人公の父は苦労してクリーニング業で家族を養い、母は健気に家庭を守り続けているという姿が深みを与えている。
鑑賞日:10月14日 監督:ジェームス・グレイ
三人の女 [DVD]三人の女 [DVD]
これは素晴らしい!傑作!不穏で恐ろしい。リハビリ施設で働くミリーとピンキーは幼さゆえに周りから煙たがられる。やがて男問題から2人の間に軋みが生じ…う〜ん、ストーリーを説明しづらい上に、あまりネタバレしてしまうとつまらないので、これはぜひ観てほしい。とにかくシシー・スペイセクとシェリー・デュバルが並んで出てるだけで恐ろしい。音楽も不穏さを煽る。
鑑賞日:10月13日 監督:ロバート・アルトマン
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]
インディー・ジョーンズシリーズでは一番地味な印象。「失われたアーク」ほどの艶もないし、「魔宮の伝説」ほどのアクもない。その代わり、ジョーンズ親子の凸凹ぶりとマーカスの天然ぶりとでシリーズ中最もコメディ色が強い。インディーがお荷物なおじいちゃんたちを面倒見ながら、冒険に巻き込まれる介護アドベンチャー的な見方もできる。噛むほどに味が出る。
鑑賞日:10月12日 監督:スティーブン・スピルバーグ
ロング・グッドバイ [DVD]ロング・グッドバイ [DVD]
鑑賞日:10月11日 監督:ロバート・アルトマン
なんちゃって家族 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]なんちゃって家族 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]
また観てしまった。今年一番のアメコメであることは間違いない!最後のケニーの勇姿に泣けてしまう。
鑑賞日:10月09日 監督:ローソン・マーシャル・サーバー
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 [DVD]インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 [DVD]
昔はインディ・ジョーンズシリーズではこれが一番好きだったけど、今観るとちょっとアクション過剰な気がする。なんだか年をとって油ものがきつくなってきたような感じ。でも、よくぞここまで最初から最後まで手に汗握るアクションを詰め込んだな、と感心。この作品も世代を超えるなあ。
鑑賞日:10月05日 監督:スティーブン・スピルバーグ
インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [DVD]インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [DVD]
アクション映画というより冒険活劇と言いたくなる。ショットはバシバシ決まってるし(ネパールのバーでインディが登場するシーンとか、撃ち合いもかっこいい!)、キャラは皆魅力的だし(特にスピルバーグ作品には珍しくヒロインが魅力的)、伏線の張り方もベタだけど効果抜群だし(メダルで火傷するナチの幹部とか、インディの蛇嫌い)、スラップスティックなシーンもあればもちろんハラハラドキドキのアクションシーンもある。もう娯楽作として文句なし。これは時代を超えて楽しめるだろうなあ、とあらためて感動した。
鑑賞日:10月05日 監督:スティーブン・スピルバーグ
赤い影 [DVD]赤い影 [DVD]
鑑賞日:10月04日 監督:ニコラス・ローグ
インシディアス 第2章 [DVD]インシディアス 第2章 [DVD]
前作のパワーを引き継いで見劣りしない続編。だけどちょっと話が複雑というか、こじつけ感がある。同じ家族をメインにしてはいるけど、「1」が子どものダルトンに取り憑こうとする悪魔が相手で、「2」は父親ジョシュに取り憑こうとする連続殺人犯の霊が相手。なのでオカルトよりサイコサスペンス色が強くなってる。焦らして焦らして効果音で怖がらせる手法は健在。オチも「1」同様、こういうハッタリいいなあ。「3」はどうくるか?
鑑賞日:10月03日 監督:ジェームズ・ワン
インシディアス [DVD]インシディアス [DVD]
再鑑賞。前に観てたこと忘れてた。面白い!日本の心霊ものと欧米のオカルトものとが融合したような印象。前半ジワジワと怖がらせ、後半はややアクション寄り。音の使い方が効果的、ぜひ劇場の大音量で観たい。「ポルターガイスト」と似てはいるけど、向こうが剛ならこちらは柔という印象。ストーリー構成がちょっと捻ってて、前半は妻が主で、家庭と仕事との狭間で悩む若妻といった心象が心霊現象とリンクするようにも見えるんだけど、後半ガラッと変わって今度は夫が主になり、抑圧されていたトラウマと向き合う話になる。「2」はどうなる?
鑑賞日:10月02日 監督:ジェームズ・ワン

鑑賞メーター