船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

今年は琳派生誕400年らしい〜神坂雪佳が観たい

はてなブログのアプリがメジャーアップデートというのか、だいぶ変わったので気分一新、一つエントリーをあげてみたくなる。


今回は琳派について。
といっても、録画しておいたままであった「日曜美術館」の琳派特集を先日やっと観て、これがなかなか面白かったのでその感想である。
琳派特集と銘打ちながらも、全体像を俯瞰するような内容ではなくて、尾形光琳の有名な2つの作品、「紅白梅図屏風」と「燕子花図屏風」を主軸に、現代の名だたるアーティストが、いかにこれらの作品に影響を受け、自身の作品制作に生かしたかという趣向を凝らした内容。
プロレスめいた外連味があって、言葉は悪いけれども、俗っぽくてこれはこれですごく楽しめた。
ちなみに尾形光琳に受けてたった現代アーティストの面々は会田誠杉本博司千住博鴻池朋子猪子寿之(チームラボ)。
尾形光琳を結節点として、千住博の蛍光塗料で描いた滝と会田誠の女子高生群像とがリンクするなんてなかなか面白い。
感性を刺激するよい構成だったと思う。


ところで今年は琳派生誕400年らしい。
琳派の名は尾形光琳から取られているようだけど、琳派そのものは光琳よりも以前、俵屋宗達本阿弥光悦の仕事から始まっている。
どこが生まれたとこなのか調べれば書いてあるのだけど、いまいちピンとこない。


たまたま先日図書館で「琳派を愉しむ」という本を借りて読んだばかりで、なんとなく「琳派面白いかも」という気分になりつつある琳派を愉しむ―細見コレクションの名品を通して

琳派を愉しむ―細見コレクションの名品を通して


琳派って絵画的というよりデザイン的で、すごい洒落てるんだよね。


日曜美術館」の特集と、今年が生誕400年というのが重なり、なんだか偶然とは思えないものを感じるんだけども、ここからのめり込んでいく、というようにもならないのが私の素直じゃないところ。


そもそも私の琳派の入口は、実は光琳でも宗達でもなく、ずっと時代は下って近代の神坂雪佳である。
柔らかい色づかい、大胆な構図、余白の気持ち良さなどに惹かれる。

神坂雪佳の世界―琳派からモダンデザインへの架け橋 (コロナ・ブックス)

神坂雪佳の世界―琳派からモダンデザインへの架け橋 (コロナ・ブックス)



琳派生誕400年ならそのうち神坂雪佳の展覧会もどこかでやるかもしれない。
楽しみに待つとしようかな。