船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

ソフトロック(微)熱がやってきている

なぜか最近ソフトロック熱が高まってきてて、といってもぼくの場合たいてい何にしてもハマるということがないので、せいぜい微熱程度なのですが。

今はヴァン・ダイク・パークスを聴きながらこのエントリを書いています。


Van Dyke Parks - Come to the Sunshine - YouTube

 

 

ぼくのようにマニアックになる素養のない人間にはApple musicは至極便利。

たとえば「ソフトロック 名盤」とググって気になった曲などをApple musicで検索して聴いたり。

 

 

ソフトロックって日本でしか通じない造語なんですよね。

ソフト・ロックAtoZ」にあたってみると、ソフトロックの語源は「1968年8月に東芝からリリースされたアソシエイションの『Birthday』の日本盤のサブ・タイトル「ソフト・ロックのチャンピオン」が最初」とあります。

たまたま本棚に「レコード・コレクターズ」2000年7月号のソフトロックの特集号があったので、こちらも取りだしてちらと読んでみる。

この特集に寄稿している伊藤秀世氏の論稿によると、アソシエイションの『Birthday』よりも3か月前に発売されたハーパース・バザールの日本編集デビュー盤『Feelin' Groovy』の邦題に「ソフト・ロックの王者」とあった、とあります。

どうでもいいけど、ソフトロックと王者、チャンピオンの組み合わせって、天ぷらとスイカみたいなちょっとお腹壊しそうな変な感じ。

いずれも東芝からの発売で、伊藤氏が東芝の当時の担当に話を伺ったところ、「周囲から“ソフト・ロック”という言葉が自然と聞こえてきて、それを戴いた」とのこと。

なんかこのモヤッと生まれた経緯もソフトロックというジャンルの曖昧さと合っている。

結局ソフトロックがどこからきたのかよくわからない。

まあ、でもぼくは言葉の語源やそれが意味する厳密な範囲にはあまり興味ない。

 

 

ぼくがソフトロックを感じるものは、

  • ボーカルに熱がこもってない(声が高い、細いなど)
  • ハーモニーやコーラスが気持ちいい
  • 録音へのこだわりが感じられる(ライブ感が薄い)
  • キャッチ―なメロディがある

ざっくりこんな感じです。

正確な定義をよく知らないで、ソフトロックらしいものを勝手に自分なりのソフトロックとして認知している。

でもはずれてはいないと思う。

 

 

今回久し振りに本棚から取り出した「ソフト・ロックAtoZ」は初心者から楽しめる素晴らしいガイドブックですが、ぼくはこれの増補改訂版というのをおそらく1999年に購入している。

Bepop 3/ソフトロック A to Z

Bepop 3/ソフトロック A to Z

 

 

レコード・コレクターズ」のソフトロック特集号も2000年。

さらにMUSIC MAGAZINE増刊「インドア・ポップ・サイクル」というムックも持っていて、これはポストロック(当時は音響系などとも呼ばれた)が流行っていた頃に、その源流をビーチボーイズの『pet sounds』やヴァン・ダイク・パークスの『Song Cycle』に求めてソフトロックから宅録、ポストロックを繋げるようなかなりアクロバティックな楽しい一冊。

これも1999年に出版されている。

 

 

ということは、ぼくのソフトロックのファーストウェイブはおそらく1999年から2000年だったんだな。

という発見がなんか面白かったです。

さしずめ今はセカンドウェイブといったところ。

 

 

以上でした。