船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

9月に読んだ本いろいろ

いろいろというほど読んでいないのですが…

ブログの更新が増えたしわ寄せが読書時間に影響しています。

本読む時間が減ってしまいましたね。



今月読んだ3冊(これら以外にもちょこちょこ読んでは伏せてる本はあるんですけども)はどれも面白かったですが、「川島雄三、サヨナラだけが人生だ」は川島雄三作品を併せて観るとより面白さが増します。

本書は、著者が川島雄三監督との思い出などを語ったインタビューや講演、川島雄三監督との脚本共同執筆作業の裏側を描いた小説「生きいそぎの記」などから構成され、実際に2人で書いた「貸間あり」のシナリオが最後に掲載されている。

舞台となる長屋風アパートの間取りやキャラ設定のディテールにこだわる姿勢は、脚本勉強中の身としてはとても参考になります。



あとの2冊は、とひとまとめにしてしまうのは大変失礼ですが、どちらもそのジャンルにおいて他の追随を許さない最良のガイド本。

どこから読んでも、どこを読んでも面白い!


2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:802ページ
ナイス数:10ナイス

Bepop 3/ソフトロック A to ZBepop 3/ソフトロック A to Z感想
久し振りにパラパラ読み返したけど、このジャンルの音楽同様キラキラしてるなあ。面白い。改訂版でももう15年以上も前の本だけど、ソフトロックガイドでこれを超える本はないんじゃないだろうか。
読了日:9月30日 著者:
川島雄三、サヨナラだけが人生だ川島雄三、サヨナラだけが人生だ感想
面白かった。川島雄三を師匠と慕い、共同で「貸間あり」の脚本を書いた藤本義一による回想記。小児麻痺という宿痾を抱えながら、時に幼稚、しかしその実真摯に監督人生を全うしている姿が浮かび上がる。人間嫌いな側面が見てとれる。優れた作品をつくる表現者というのは得てして人間嫌いなもんだよな、と改めて思った。
読了日:9月26日 著者:藤本義一
ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)ヤング・アダルトU.S.A. (ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」)感想
「ハイスクールU.S.A.」の続編的な本書。アメリカ学園映画を中心に00年代、10年代のアメリカのティーンカルチャーを総ざらい。この分野の資料的価値も高いけど、アメリカ文化ひいてはアメリカン・スピリットがイノセンスを大事にしているという結びに、なんだか感動を覚える。良書!
読了日:9月17日 著者:山崎まどか,長谷川町蔵

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