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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

徒然アメリカンコメディ15〜スティーブ・マーチン作品のベスト5をやってみた

コメディ 映画
昨日のエントリでスティーブ・マーチン主演の「ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ」について書きましたが、ほんとはそれをだしにしてスティーブ・マーチン出演作のマイベストを書きたかったのです。
「ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ」の素晴らしさにやや興奮して、すっかりそっちは置き去りになってしまいました。
というわけで今回は、ただスティーブ・マーチン出演作の中から好きなものを並べてみます。


その前にスティーブ・マーチンというコメディアンがどういう人かということをざっと説明しておきます。
もともと自ら脚本を書きながらナイトクラブにも出演していたところ、ゲスト出演した「サタデー・ナイト・ライブ」で人気が出始め映画へ進出。
初期はナンセンスなドタバタコメディが多かったけれども、ロマコメやファミリーコメディなどにも幅を広げ、出演だけではなく脚本、製作などもこなすようになる。
私生活ではバンジョーを演奏したり、アート収集に熱を上げたりと多芸多才の人ですね。


ぼくがスティーブ・マーチンを好きになった入り口は、もうあまり覚えてないのですが、おそらく「サボテン・ブラザース」ですね。
ここから始まって初期のドタバタコメディを遡って観てはまりました。
学生時代にビデオをダビングして、「ベスト・オブ・スティーブ・マーチン」といった映画のシーンのカットアップ作品を作ったのを思い出します。
作品だなんて大仰ですが。
とはいえ、最近はあまり彼の作品を観ていなくて、このエントリを機にまた観返したいなと思ってます。


彼の魅力は、なんといっても品がいいんですよね。
バカなことをやっても汚くない。
大学で哲学を学んでいたらしいんですが、どこかしら知的な、スマートな雰囲気が漂ってきます。
といってバカをやっても嫌味じゃない。
彼の妙なダンス、アクションはとにかく楽しい。
面白い身体の動きというのは、コメディアンの基本だと思います。
ジム・キャリーも初期はキレッキレでしたし。
それと表情がいいです。
人懐っこくて、笑ってるんだか泣いてるんだかわかんないような表情。子どもっぽいですよね。
幼児性というのもコメディアンの素養だと思いますが、例えばアダム・サンドラーの幼児性はぼくはあまり好きじゃない。
この差はなんだろう?


さて、前置き長くなりましたが、ぼくの好きなスティーブ・マーチン作品を5本選んでみました。
こういうベストものっていうんでしょうか、やってみたかったのです。


エディ・マーフィーとの共演作。
日本では未公開。この作品がソフト化された頃は、一時期のスティーブ・マーチン熱は冷めていて、「最近たいして面白い作品ないしな」くらいに思っててあまり期待せずに観たのですが、これが意に反して面白かったです。
スティーブ・マーチンはケチで傲慢な映画監督を演じてます。
人気スターを無許可で隠し撮りしながら映画を撮ろうとする話。
エディ・マーフィーがこの人気スターとその弟を一人二役で演じてるのも見所。


4位 2つの頭脳を持つ男(1983)
スティーブ・マーチン演じる高名な脳外科医が生きてる脳と恋に落ちるドタバタラブコメ
ナンセンスに振り切ったスティーブ・マーチンが観られる傑作!
これ、今猛烈に観返したいです。
脳外科医の名前がハフハールで、生きた脳の名前がアーメルメヘイといってどちらも英語発音が難しいのですが(誰も正確に発音できない)、この2人が初めて会った時に、お互いに一回で正確に発音できたことから恋に落ちるのがおかしい。

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3位 愛しのロクサーヌ(1987)
これは「2つの頭脳を持つ男」とは真逆で、スティーブ・マーチンラブロマンス方面に振り切った作品。
シラノ・ド・ベルジュラック」をベースにしています。
スティーブ・マーチンはラブコメラブロマンスもいける、というのがよくわかります。
この振り幅が彼の魅力でもある。
これもまた観たいなあ。

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これはコメディ映画の傑作の一本ですね。
落ち目の西部劇スター3人(スティーブ・マーチンチェビー・チェイス、マーチン・ショート)が、ヒーローと間違われて、メキシコで盗賊一味に狙われた村を守る話。
後年、リメイクではないですけど、設定をSFに置き換えて「ギャラクシークエスト」が作られてますが、こちらも面白い。
トリオ漫才に置き換えた時の立ち位置的には、スティーブ・マーチンはツッコミ役なのですが、所々ボケてもいます。
役者だと思っていた盗賊一味に本物の銃で撃たれて、泣きべそかくとことか最高です。
We are three amigos ! Ha !
1位 ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ(1988)
これがやっぱり一番ですかね。
10年くらい前だったら「サボテン・ブラザース」を一位にしてたでしょうが。
ナンセンス、ロマンス、変な動き、幼児性とスティーブ・マーチンの魅力が全部入ってます。
それでいて彼が悪目立ちする作品ではなく、脚本も、音楽も、共演者も全てが程よい。
前回のエントリで褒めちぎったので、繰り返しませんが、やっぱり一言だけ「素晴らしいです!」。

というわけで思ったより長くなりましたが、スティーブ・マーチン作品のベスト5でした。