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船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

「トランスポーター イグニション」を観ました~ウェルメイドなアクション映画

映画

映画の日に「トランスポーター イグニション」を観てきました。

ジェイソン・ステイサムを一躍00年代以降の人気アクションスターに押し上げたシリーズの仕切り直し最新作です。

運び屋のフランク・マーティンが主役なのは変わりませんが、主演は新進俳優のエド・スクレインにバトンタッチして、イケメン度が上がっています。

 


映画『トランスポーター イグニション』本予告 - YouTube

 

数日前にうちの子と映画の日に何を観に行くか話していて、ほんとはM・ナイト・シャマラン監督「ヴィジット」を観る予定にしていたのですが、残念ながらうちの近所で上映していなかったんですよね。

「ヴィジット」評判良いのに、案外上映館数が少ない。

それで他に何が観たいかうちの子に希望を訊いたところ、「トランスポーター イグニション」に決まりました。

どちらかというとぼくは消極的でしたが。

 

 

運び屋のフランクは、美女から仕事の依頼を持ちかけられる。

運ぶ荷物は依頼人自身とその仲間の金髪の美女2人。

どうやら美女軍団は彼女たちが所属していた売春組織に対して復讐を企てているらしく、フランクは父親を人質にとられ、仕方なしに彼女たちの作戦に加担させられる。

という話。

 

 

ぼくはジェイソン・ステイサム版の過去3作はまったく観ていないのですが、まあ、特に観ずとも本作を楽しむことはできました。

ジェイソン・ステイサムがその容姿から不可抗力的に醸し出すコミカルさが、どうも彼のアクション映画ではうまく活かされているようにみえないので、ぼくは今まで彼の出演作は敬遠していました。

本作の主演エド・スクレインは、スマートかつワイルドなイケメンで、派手さはないもののなかなかソリッドな身のこなしで、本作にぴったり。

ジェイソン・ステイサムよりいいんじゃないかな、とすら思いました。

ただ、スーツをばっちり着こなして、アウディかなんかに乗ってると、あまりに様になり過ぎてどこかCMを観ているような気分になります。

 

 

運び屋のアクションよりも美女軍団の復讐劇がメインで、彼女らの企みのサスペンスで話を引っ張ります。

美女軍団もきれいどころが揃って目に楽しいんですけど、いまいちフックが弱いんですよね。

美男美女が駆け引きを繰り広げるだけのアクションじゃあ、もひとつ物足りないかな、と製作者サイドも思ったのか、フランクの相棒にフランクの父親をあてがい、親子バディものの要素を加えています。

ここがポイントになってる。

これによって、「インディ・ジョーンズ 最期の聖戦」のインディ父子をお手本にしたような、ほどよいコミカルさが加わっています。

フランクの人間味も引き出すことに成功している。

さらにこの父親を演じたレイ・スティーヴンソンが、ぼくはよく知らない俳優なのですが、渋くっていい味。

ジョージ・クルーニーをもうちょっと悪くした感じですかね。

(うちの子はレイ・スティーヴンソンのファンらしいです)

 

 

カーチェイスは今時のアクション映画に較べるとやや地味には見えるけれども、それが70年代のカーチェイスものみたいな骨太さにも見えます。

ぼくは割と好感を持ちました。

子どもの付添で観ましたけど、シンプルながらウェルメイドなアクション映画でなかなか楽しかったです。