船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

11月に読んだ本いろいろ〜「アルルの女」「キネマ旬報」水木しげる作品集など

今年もそろそろ終わりなので、来年はもっと読書したいな、などと既に心は先送り。

11月もあまり読書らしい読書をしていません。



アルルの女」はジョルジュ・ビゼーの曲から入って、原作戯曲ではタイトルにある「アルルの女」は登場しない、というのを知り、そこに惹かれて読んでみました。

曲のイメージではもっと悲劇的な色彩の強い恋愛ものと思ってましたが、主人公のフレデリは世間知らずの若者で、あまり同情すべき余地がない。

むしろ彼を取り巻く家族や知人らの素朴であたたかな心持ちが印象に残ります。

そんな彼らの気持ちが無に帰してしまうところがなんともやるせない。


キネマ旬報」は久し振りに買って読みました。

表紙イラストを高校時代の友人が描いてましたので、それも大きい。

彼の絵は味わいがあるし、特徴的で一目見て惹きつけるものがあります。今回の特集の表紙にもピッタリだと思います。

ライター陣を見ると案外「映画秘宝」にも寄稿してる人がいて、この二つの映画誌にそんなに垣根を感じなかったです。

ただ「映画秘宝」には男子魂に火をつけるエモーションはありますね。



あと、珍しくマンガを読みました。

マンガは基本読まないようにしてるのですが、いわゆる古典、大家の作品を手に取ってみました。

コマ割とかシンプルでぼくにはちょうど良かったです。

水木しげるは先日亡くなられて、普段マンガ読まないのにたまたま読んだのが水木しげるの作品集でなんだか妙な縁だな、と思いました。

彼の描き込んだ俯瞰の町とか森とかの絵が好きです。


2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2312ページ
ナイス数:7ナイス

1989年-現代史最大の転換点を検証する (平凡社新書)1989年-現代史最大の転換点を検証する (平凡社新書)
読了日:11月30日 著者:竹内修司
アルルの女 (岩波文庫)アルルの女 (岩波文庫)
読了日:11月23日 著者:ドーデー
孫子・戦略・クラウゼヴィッツ ―その活用の方程式 (日経ビジネス人文庫)孫子・戦略・クラウゼヴィッツ ―その活用の方程式 (日経ビジネス人文庫)
読了日:11月21日 著者:守屋淳
キネマ旬報 2015年11月下旬号 No.1703キネマ旬報 2015年11月下旬号 No.1703
読了日:11月20日 著者:
火の鳥(4) (手塚治虫漫画全集 (204))火の鳥(4) (手塚治虫漫画全集 (204))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
火の鳥(2) (手塚治虫漫画全集 (202))火の鳥(2) (手塚治虫漫画全集 (202))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
火の鳥(3) (手塚治虫漫画全集 (203))火の鳥(3) (手塚治虫漫画全集 (203))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
火の鳥(1) (手塚治虫漫画全集 (201))火の鳥(1) (手塚治虫漫画全集 (201))
読了日:11月8日 著者:手塚治虫
異界への旅 (水木しげる作品集 (1))異界への旅 (水木しげる作品集 (1))感想
どれも面白かったけど、「縄文少年ヨギ」が一番好き。生と死が地続きの原始世界、魅力的。
読了日:11月1日 著者:水木しげる,呉智英

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