船橋リズムセンター

「野に在って野に下らず、俗に在って俗に流されず」。こだわりなし、怒りなし、浅く、ぶれつつ、無着陸、、、

「新春えびすリアリズム展」を観に行ってきました

先日渋谷のPARCO MUSEUMで開催されていた「新春えびすリアリズム展」を観に行ってきました。
蛭子能収氏の本業(?)であるマンガやイラストを、デビュー作から展覧会のために請われて描いた近作まで集めた、かなり濃密な回顧展。
もともとは2011年に蛭子能収氏の故郷である長崎で開かれた「えびすリアリズム 蛭子さんの展覧会」を下敷きにしているみたいです。

とても面白かったですね。
残念ながら会期は終了してしまいましたが。
横尾忠則風の初期のポスター作品や、蛭子さん(テレビタレントのイメージが最近は強いので、「蛭子さん」と言った方がしっくりきます)が「衝撃を受けた」というつげ義春の「ねじ式」の影響が色濃いデビュー作「パチンコ」など、アングラなルーツを見るのは楽しい。


長崎での展覧会のために描いたという大型のアクリル絵画もかなりシュールで、マンガでおなじみのキャラ、単純な色づかい、タイトルまで作品に描き込まれてるところなど独特なユーモアが感じられます。


18禁コーナーという一角があって、成人漫画に掲載された作品が展示されていたのですが、子どもと一緒に行ったためにここだけ観られなかったのが残念。


単に作品を並べるだけでなく、テレビタレントの蛭子さんという側面も演出していて、蛭子さん本人の等身大パネルが置かれていたり、グッズも結構充実。
フラッと観に行ったのに、蛭子さんご本人が会場で来場者の似顔絵を描いていたりして、あまりに会場に自然に溶け込んでいたのが面白かったです。